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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル  /  ...  /  ndb_blob_tool — MySQL Cluster テーブルの BLOB および TEXT カラムのチェックおよび修復

18.4.6 ndb_blob_tool — MySQL Cluster テーブルの BLOB および TEXT カラムのチェックおよび修復

このツールは、孤立した BLOB カラムパーツをチェックして NDB テーブルから削除するため、および孤立したパーツを一覧したファイルを生成するために使用できます。これは、BLOB または TEXT カラムが含まれている破損または損傷した NDB テーブルを診断および修復する場合に役に立つことがあります。

ndb_blob_tool の基本的な構文を次に示します。

ndb_blob_tool [options] table [column, ...]

--help オプションを使用する場合を除き、1 つ以上のオプション (--check-orphans--delete-orphans、または --dump-file) を含めることによって、実行するアクションを指定する必要があります。これらのオプションを指定すると、ndb_blob_tool がそれぞれ孤立した BLOB パーツをチェックしたり、孤立した BLOB パーツを削除したり、孤立した BLOB パーツを一覧するダンプファイルを生成したりします。これについての詳細は、このセクションで後述します。

ndb_blob_tool を呼び出すときは、テーブルの名前も指定する必要があります。また、必要に応じて、テーブル名の後ろに、(カンマで区切った) そのテーブルの 1 つ以上の BLOB または TEXT カラムの名前を続けることができます。カラムをリストしない場合、このツールはテーブルのすべての BLOB および TEXT カラムを処理します。データベースを指定する必要がある場合は、--database (-d) オプションを使用します。

--verbose オプションは、ツールの進行状況に関する追加の情報を出力します。

次の表には、ndb_blob_tool に固有のオプションが含まれています。追加説明が表のあとにあります。ほとんどの MySQL Cluster プログラム (ndb_blob_tool を含む) に共通するオプションについては、セクション18.4.27「MySQL Cluster プログラムに共通するオプション — MySQL Cluster プログラムに共通するオプション」を参照してください。

表 18.81  この表は、ndb_blob_tool プログラムのコマンド行オプションについて説明しています

形式 説明 追加または削除

--check-orphans

孤立した BLOB パーツをチェックします

すべての MySQL 5.6 ベースリリース

--database=db_name

-d

テーブルを探すデータベース。

すべての MySQL 5.6 ベースリリース

--delete-orphans

孤立した BLOB パーツを削除します

すべての MySQL 5.6 ベースリリース

--dump-file=file

指定したファイルに孤立したキーを書き込みます

すべての MySQL 5.6 ベースリリース

--verbose

-v

冗長出力

すべての MySQL 5.6 ベースリリース


  • --check-orphans

    プロパティ
    コマンド行形式 --check-orphans
    ブール
    デフォルト FALSE

    MySQL Cluster テーブルの孤立した BLOB パーツをチェックします。

  • --database=db_name-d

    プロパティ
    コマンド行形式 --database=db_name
    文字列
    デフォルト [none]

    テーブルを探すデータベースを指定します。

  • --delete-orphans

    プロパティ
    コマンド行形式 --delete-orphans
    ブール
    デフォルト FALSE

    MySQL Cluster テーブルから孤立した BLOB パーツを削除します。

  • --dump-file=file

    プロパティ
    コマンド行形式 --dump-file=file
    ファイル名
    デフォルト [none]

    孤立した BLOB カラムパーツのリストを file に書き込みます。ファイルに書き込まれる情報には、各孤立した BLOB パーツのテーブルキーおよび BLOB パーツ番号が含まれます。

  • --verbose

    プロパティ
    コマンド行形式 --verbose
    ブール
    デフォルト FALSE

    進行状況に関する追加情報をツールの出力に書き込みます。

最初に、次に示す CREATE TABLE ステートメントを使用して、test データベースに NDB テーブルを作成します。

USE test;

CREATE TABLE btest (
    c0 BIGINT UNSIGNED NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, 
    c1 TEXT, 
    c2 BLOB
)   ENGINE=NDB;

その後、これに似た一連のステートメントを使用して、このテーブルにいくつかの行を挿入します。

INSERT INTO btest VALUES (NULL, 'x', REPEAT('x', 1000));

このテーブルに対して --check-orphans を指定して ndb_blob_tool を実行すると、次の出力が生成されます。

shell> ndb_blob_tool --check-orphans --verbose -d test btest
connected
processing 2 blobs
processing blob #0 c1 NDB$BLOB_19_1
NDB$BLOB_19_1: nextResult: res=1
total parts: 0
orphan parts: 0
processing blob #1 c2 NDB$BLOB_19_2
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=0
NDB$BLOB_19_2: nextResult: res=1
total parts: 10
orphan parts: 0
disconnected

NDBT_ProgramExit: 0 - OK

c1TEXT カラムですが、カラム c1 に関連付けられている NDB BLOB カラムパーツはないことをこのツールは報告しています。これは、NDB テーブルでは、BLOB または TEXT カラム値の最初の 256 バイトのみがインラインで格納され、それを超過する部分 (ある場合) のみが別個に格納されるためです。したがって、これらのタイプのいずれかのカラムに 256 バイトを超える値がない場合、このカラムの BLOB カラムパーツは NDB によって作成されません。詳細は、セクション11.7「データ型のストレージ要件」を参照してください。