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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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18.2.2.3 Linux でのソースからの MySQL Cluster のビルド

このセクションでは、Linux およびその他の Unix 系プラットフォームでの MySQL Cluster のコンパイルについて説明します。ソースからの MySQL Cluster のビルドは、標準の MySQL Server のビルドとほぼ同じですが、ここで説明するいくつかの重要な点が異なります。ソースからの MySQL のビルドに関する一般的な情報は、セクション2.9「ソースから MySQL をインストールする」を参照してください。Windows プラットフォームでの MySQL Cluster のコンパイルについては、セクション18.2.3.2「Windows でのソースからの MySQL Cluster のコンパイルとインストール」を参照してください。

MySQL Cluster をビルドするには、MySQL Cluster ソースを使用する必要があります。これらは、MySQL Cluster のダウンロードページ (http://dev.mysql.com/downloads/cluster/) から入手できます。アーカイブされたソースファイルには、mysql-cluster-gpl-7.3.9.tar.gz (MySQL Cluster NDB 7.3) や mysql-cluster-gpl-7.4.4.tar.gz (MySQL Cluster NDB 7.4) のような名前が付いています。launchpad.net から MySQL の開発ソースを入手することもできます。標準の MySQL Server 5.6 ソースからの MySQL Cluster のビルドはサポートされません

CMakeWITH_NDBCLUSTER_STORAGE_ENGINE オプションを指定すると、管理ノード、データノード、およびその他の MySQL Cluster プログラムのバイナリがビルドされます。また、これによって NDB ストレージエンジンのサポート付きで mysqld がコンパイルされます。このオプションは、MySQL Cluster NDB 7.3 以降のソースではデフォルトで有効になっています。

重要

MySQL Cluster NDB 7.3 以降では、WITH_NDB_JAVA オプションがデフォルトで有効になっています。つまり、デフォルトでは CMake でシステム上の Java の場所が見つからなかった場合に構成プロセスが失敗します。Java および ClusterJ のサポートを有効にしない場合は、-DWITH_NDB_JAVA=OFF を使用してビルドを構成することで、これを明示的に示す必要があります。必要な場合は、WITH_CLASSPATH を使用して Java クラスパスを指定します。

MySQL Cluster のビルドに固有の CMake オプションの詳細は、MySQL Cluster をコンパイルするためのオプションを参照してください。

make && make install (または使用しているシステムの同等のコマンド) を実行すると、同じ場所に事前コンパイル済みバイナリを解凍した場合と同じ結果が得られます。

管理ノード  ソースからビルドしてデフォルトの make install を実行すると、管理サーバーと管理クライアントのバイナリ (ndb_mgmdndb_mgm) が /usr/local/mysql/bin に見つかります。管理ノードホストに配置する必要があるのは ndb_mgmd だけですが、同じホストマシンに ndb_mgm も配置することをお勧めします。これらの実行可能ファイルは、どちらもホストマシンのファイルシステム上の特定の場所に配置する必要はありません。

データノード  データノードホストに配置する必要がある実行可能ファイルは、データノードバイナリ ndbd または ndbmtd だけです。(たとえば、mysqld をホストマシンに配置する必要はありません。)ソースからビルドすると、デフォルトではこのファイルは /usr/local/mysql/bin ディレクトリに配置されます。複数のデータノードホストにインストールする場合、ほかのマシンにコピーする必要があるのは ndbd または ndbmtd だけです。(これは、すべてのデータノードホストで同じアーキテクチャーとオペレーティングシステムが使用されていることが前提です。そうでない場合は、異なるプラットフォームごとに別個にコンパイルする必要がある可能性があります。)データノードバイナリは、その場所が既知であるかぎり、ホストのファイルシステム上の特定の場所に配置する必要はありません。

ソースから MySQL Cluster をコンパイルする場合、マルチスレッドのデータノードバイナリをビルドするために特別なオプションは必要ありません。NDB ストレージエンジンのサポート付きでビルドを構成すると、自動的に ndbmtd がビルドされます。make install を実行すると、ndbmtd バイナリは mysqldndbd、および ndb_mgm とともにインストールの bin ディレクトリに配置されます。

SQL ノード  クラスタリングのサポート付きで MySQL をコンパイルし、デフォルトのインストールを実行 (システムの root ユーザーとして make install を使用) すると、mysqld/usr/local/mysql/bin に配置されます。セクション2.9「ソースから MySQL をインストールする」に示したステップに従って、mysqld を使用できるようにします。複数の SQL ノードを実行する場合は、同じ mysqld 実行可能ファイルと関連するサポートファイルのコピーを複数のマシンで使用できます。これを実行するもっとも簡単な方法は、/usr/local/mysql ディレクトリ全体およびその内部に含まれているすべてのディレクトリとファイルをほかの SQL ノードホストにコピーし、各マシンでセクション2.9「ソースから MySQL をインストールする」のステップを繰り返すことです。デフォルトではない PREFIX オプションを指定してビルドを構成する場合は、それに合わせてディレクトリを調整する必要があります。

セクション18.2.4「MySQL Cluster の初期構成」では、この例の MySQL Cluster に含まれるすべてのノード用の構成ファイルを作成しています。


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