server_transactions
テーブルは、cluster_transactions
テーブルのサブセットですが、このテーブルに関連する接続 ID が含まれている場合は、現在の SQL ノード (MySQL サーバー) が参加しているトランザクションのみが含まれます。
次の表に、server_transactions
テーブルのカラムに関する情報を示します。この表には、各カラムの名前、データ型、および簡単な説明を示します。追加情報については、表のあとに示す注記で見つけることができます。
カラム名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
mysql_connection_id |
整数 | MySQL Server 接続 ID |
node_id |
整数 | トランザクションコーディネータノード ID |
block_instance |
整数 | トランザクションコーディネータブロックインスタンス |
transid |
整数 | トランザクション ID |
state |
文字列 | 操作の状態 (可能性のある値についてはテキストを参照) |
count_operations |
整数 | トランザクションでのステートフル操作の数 |
outstanding_operations |
整数 | ローカルデータ管理レイヤー (LQH ブロック) でまだ実行されている操作 |
inactive_seconds |
整数 | API の待機に要した時間 |
client_node_id |
整数 | クライアントノード ID |
client_block_ref |
整数 | クライアントのブロック参照 |
mysql_connection_id
は、SHOW PROCESSLIST
の出力に示された接続またはセッション ID と同じです。それは INFORMATION_SCHEMA
のテーブル NDB_TRANSID_MYSQL_CONNECTION_MAP
から取得されます。
トランザクション ID は、NDB API の getTransactionId()
メソッドを使用して取得できる一意の 64 ビット数値です。(現在、MySQL サーバーは進行中のトランザクションの NDB API トランザクション ID を公開しません。)
state
カラムは、CS_ABORTING
、CS_COMMITTING
、CS_COMMIT_SENT
、CS_COMPLETE_SENT
、CS_COMPLETING
、CS_CONNECTED
、CS_DISCONNECTED
、CS_FAIL_ABORTED
、CS_FAIL_ABORTING
、CS_FAIL_COMMITTED
、CS_FAIL_COMMITTING
、CS_FAIL_COMPLETED
、CS_FAIL_PREPARED
、CS_PREPARE_TO_COMMIT
、CS_RECEIVING
、CS_REC_COMMITTING
、CS_RESTART
、CS_SEND_FIRE_TRIG_REQ
、CS_STARTED
、CS_START_COMMITTING
、CS_START_SCAN
、CS_WAIT_ABORT_CONF
、CS_WAIT_COMMIT_CONF
、CS_WAIT_COMPLETE_CONF
、CS_WAIT_FIRE_TRIG_REQ
のいずれかの値を持つ可能性があります。(ndbinfo_show_hidden
を有効にして MySQL サーバーが実行されている場合は、通常は非表示になっている ndb$dbtc_apiconnect_state
テーブルから選択することで、この状態のリストを表示できます。)
client_node_id
および client_block_ref
の client
は MySQL Cluster の API ノードまたは SQL ノード (つまり、クラスタに接続されている NDB API クライアントまたは MySQL サーバー) を表します。