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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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18.3.2.5 MySQL Cluster 管理サーバーの定義

[ndb_mgmd] セクションは、管理サーバーの動作を構成するために使用されます。複数の管理サーバーが採用されている場合は、それらのすべてに共通するパラメータを [ndb_mgmd default] セクションに指定できます。[mgm][mgm default] はこれらの古いエイリアスで、下位互換性に対応しています。

次のリストに示すパラメータはすべてオプションであり、省略した場合はデフォルト値が使用されます。

注記

ExecuteOnComputer パラメータと HostName パラメータがどちらも存在しない場合は、デフォルト値の localhost が両方に使用されます。

  • Id

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 符号なし [none] 1 - 255 IS

    クラスタ内の各ノードは一意の ID を持っています。管理ノードの場合、これは 1-255 の (これらを含む) 範囲の整数値で表されます。この ID はすべての内部クラスタメッセージでノードを解決するために使用されるため、ノードのタイプに関係なく、各 MySQL Cluster ノードで一意である必要があります。

    注記

    データノードの ID は、49 未満にする必要があります。多数のデータノードを配備する予定の場合は、管理ノード (および API ノード) のノード ID を 48 より大きい値に制限することをお勧めします。

    Id パラメータを使った管理ノードの識別は、NodeId を優先するため非推奨になりました。Id は、下位互換性に引き続き対応しますが、現在は警告を生成するようになっており、MySQL Cluster の今後のバージョンで削除される予定です。

  • NodeId

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 符号なし [none] 1 - 255 IS

    クラスタ内の各ノードは一意の ID を持っています。管理ノードでは、これは 1-255 の (これらを含む) 範囲の整数値で表されます。この ID はすべての内部クラスタメッセージでノードを解決するために使用されるため、ノードのタイプに関係なく、各 MySQL Cluster ノードで一意である必要があります。

    注記

    データノードの ID は、49 未満にする必要があります。多数のデータノードを配備する予定の場合は、管理ノード (および API ノード) のノード ID を 48 より大きい値に制限することをお勧めします。

    NodeId は、管理ノードを識別時の使用が推奨されるパラメータ名です。古い Id は、下位互換性に引き続き対応しますが、現在は非推奨であり、使用時に警告を生成します。また、MySQL Cluster の今後のリリースで削除される予定です。

  • ExecuteOnComputer

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 name [none] ... S

    これは、config.ini ファイルの [computer] セクションに定義されたいずれかのコンピュータに設定されている Id を参照します。

  • PortNumber

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 符号なし 1186 0 - 64K N

    これは、管理サーバーが構成要求と管理コマンドを待機するポートの番号です。

  • HostName

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 名前または IP アドレス [none] ... N

    このパラメータを指定すると、管理ノードを配置するコンピュータのホスト名が定義されます。localhost 以外のホスト名を指定するには、このパラメータまたは ExecuteOnComputer のどちらかが必要です。

  • LogDestination

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 {CONSOLE|SYSLOG|FILE} [テキストを参照] ... N

    このパラメータは、クラスタのロギング情報の送信先を指定します。これには CONSOLESYSLOGFILE の 3 つのオプションがあり、FILE がデフォルトです。

    • CONSOLE では、stdout にログが出力されます。

      CONSOLE
    • SYSLOG では、syslog 機能にログが送信されます。指定できる値は、authauthprivcrondaemonftpkernlprmailnewssysloguseruucplocal0local1local2local3local4local5local6local7 のいずれかです。

      注記

      すべてのオペレーティングシステムで必ずしもすべての機能がサポートされるとはかぎりません。

      SYSLOG:facility=syslog
    • FILE では、クラスタのログ出力が同じマシン上の通常のファイルにパイプされます。次の値を指定できます。

      • filename: ログファイルの名前。

        MySQL Cluster NDB 7.3 以降では、このような場合に使用されるデフォルトのログファイル名は ndb_nodeid_cluster.log です (一部の古いバージョンでは、filename を設定せずに FILE を指定した場合に使用されるデフォルトのログファイル名は logger.log でした)。

      • maxsize: ロギングが新しいファイルにロールオーバーされる前のファイルの最大サイズ (バイト単位)。これが発生すると、古いログファイルの名前が変更され、ファイル名の末尾に .N が追加されます (N はこの名前に対してまだ使用されていない次の番号です)。

      • maxfiles: ログファイルの最大数。

      FILE:filename=cluster.log,maxsize=1000000,maxfiles=6

      FILE パラメータのデフォルト値は、FILE:filename=ndb_node_id_cluster.log,maxsize=1000000,maxfiles=6 です (node_id はノードの ID です)。

    ここに示すように、複数のログの保存先をセミコロンで区切って指定できます。

    CONSOLE;SYSLOG:facility=local0;FILE:filename=/var/log/mgmd
  • ArbitrationRank

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 0-2 1 0 - 2 N

    このパラメータは、アービトレータとして機能するノードを定義するために使用されます。アービトレータにできるのは、管理ノードと SQL ノードだけです。ArbitrationRank には次のいずれかの値を指定できます。

    • 0: このノードはアービトレータとして使用できません。

    • 1: このノードは高い優先度を持っており、優先度の低いノードより優先的にアービトレータになります。

    • 2: 優先度の高いノードがこの目的で使用できない場合にのみアービトレータとして使用される、優先度の低いノードを示します。

    通常は、管理サーバーの ArbitrationRank を 1 (管理ノードのデフォルト) に設定し、すべての SQL ノードを 0 (SQL ノードのデフォルト) に設定することにより、管理サーバーをアービトレータとして構成してください。

    すべての管理および SQL ノードで ArbitrationRank を 0 に設定するか、config.ini グローバル構成ファイルの [ndbd default] セクションに Arbitration パラメータを設定することで、アービトレーションを完全に無効化できます。Arbitration を設定すると、ArbitrationRank の設定はすべて無視されます。

  • ArbitrationDelay

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 ミリ秒 0 0 - 4294967039 (0xFFFFFEFF) N

    アービトレーション要求に対する管理サーバーの応答をミリ秒数だけ遅らせるための整数値。デフォルトでは、この値は 0 です。通常、これを変更する必要はありません。

  • DataDir

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 パス . ... N

    これは、管理サーバーの出力ファイルを配置するディレクトリを指定します。これらのファイルには、クラスタのログファイル、プロセスの出力ファイル、およびデーモンのプロセス ID (PID) ファイルが含まれます。(ログファイルでは、LogDestinationFILE パラメータをこのセクションで前述したように設定することで、この場所をオーバーライドできます。)

    このパラメータのデフォルト値は、ndb_mgmd が配置されているディレクトリです。

  • PortNumberStats

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 符号なし [none] 0 - 64K N

    このパラメータは、MySQL Cluster 管理サーバーから統計情報を取得するために使用されるポート番号を指定します。デフォルト値はありません。

  • Wan

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 ブール false true、false N

    WAN の TCP 設定をデフォルトとして使用します。

  • HeartbeatThreadPriority

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 文字列 [none] ... S

    管理および API ノードのハートビートスレッドのスケジューリングポリシーと優先度を設定します。

    このパラメータを設定するための構文をここに示します。

    HeartbeatThreadPriority = policy[, priority]
    
    policy:
      {FIFO | RR}

    このパラメータを設定するときは、ポリシーを指定する必要があります。これは、FIFO (先入れ先出し) または RR (ラウンドロビン) のいずれかです。オプションで、ポリシー値のあとに優先度 (整数) を指定できます。

  • TotalSendBufferMemory

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 バイト 256K 0 - 4294967039 (0xFFFFFEFF) N

    このパラメータは、すべての構成済みトランスポータ間で共有される送信バッファーメモリーの、このノードに割り当てられるメモリー合計量を決定するために使用されます。

    このパラメータを設定する場合、許容される最小値は 256K バイト、最大値は 4294967039 です。TotalSendBufferMemory の動作と使用、および送信バッファーメモリーパラメータの構成の詳細は、セクション18.3.2.12「MySQL Cluster の送信バッファーパラメータの構成」を参照してください。

  • HeartbeatIntervalMgmdMgmd

    有効なバージョン 型/単位 デフォルト 範囲/値 再起動タイプ
    NDB 7.3.0 ミリ秒 1500 100 - 4294967039 (0xFFFFFEFF) N
    NDB 7.3.3 ミリ秒 1500 100 - 4294967039 (0xFFFFFEFF) N

    別の管理ノードがこの管理ノードに接続しているかどうかを判定するために使用されるハートビートメッセージの間隔を指定します。管理ノードは、この間隔を 3 回待ったあとで接続の切断を宣言します。このため、デフォルト設定の 1500 ミリ秒では、管理ノードはおよそ 1600 ミリ秒待ってからタイムアウトします。

    このパラメータは MySQL Cluster NDB 7.3.3 で追加されました。(Bug #16426805)

注記

管理ノードの構成を変更したあとは、新しい構成を有効にするためにクラスタのローリング再起動を実行する必要があります。

実行中の MySQL Cluster に新しい管理サーバーを追加するには、既存の config.ini ファイルを変更したあとで、すべてのクラスタノードのローリング再起動を実行する必要もあります。複数の管理ノードを使用するときに発生する問題の詳細は、セクション18.1.6.10「複数の MySQL Cluster ノードに関する制限」を参照してください。


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