Documentation Home
MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
Download this Manual
PDF (US Ltr) - 26.8Mb
PDF (A4) - 26.9Mb
HTML Download (TGZ) - 7.1Mb
HTML Download (Zip) - 7.2Mb


18.1.6.1 MySQL Cluster での SQL 構文の不適合

次のリストに示すように、特定の MySQL 機能に関連する SQL ステートメントの中には、NDB テーブルで使用したときにエラーを生成するものがあります。

  • 一時テーブル  一時テーブルはサポートされません。NDB ストレージエンジンを使用する一時テーブルを作成しようとしたり、NDB を使用するように既存の一時テーブルを変更しようとしたりすると、失敗して次のエラーが発生します:Table storage engine 'ndbcluster' does not support the create option 'TEMPORARY'.

  • NDB テーブルのインデックスとキー  MySQL Cluster テーブルのインデックスとキーには、次の制限があります。

    • カラム幅  3072 バイトを超える幅の NDB テーブルカラムに対するインデックスを作成しようとすると、成功しますが、インデックスに実際に使用されるのは最初の 3072 バイトだけです。このような場合は、警告 Specified key was too long; max key length is 3072 bytes が発行され、SHOW CREATE TABLE ステートメントではインデックスの長さが 3072 と表示されます。

    • TEXT および BLOB カラム  TEXT または BLOB データ型のどちらかを使用する NDB テーブルカラムに対するインデックスは作成できません。

    • FULLTEXT インデックス  NDB ストレージエンジンは、FULLTEXT インデックスをサポートしません。これは、MyISAM および (MySQL 5.6.4 以降の) InnoDB テーブルでのみ可能です。

      ただし、NDB テーブルの VARCHAR カラムに対するインデックスは作成できます。

    • USING HASH キーと NULL  一意キーおよび主キーで NULL 可能カラムを使用すると、これらのカラムを使用するクエリーは完全なテーブルスキャンとして処理されます。この問題を回避するには、カラムを NOT NULL にするか、USING HASH オプションを指定せずにインデックスを再作成します。

    • プリフィクス  プリフィクスインデックスはありません。インデックスはカラム全体にのみ付けることができます。(NDB のカラムインデックスのサイズは、このセクションで前述したように、カラムの幅 (バイト単位) と常に同じ (最大 3072 バイトまで) です。追加情報については、セクション18.1.6.6「MySQL Cluster の未サポート機能または欠落している機能」を参照してください。)

    • BIT カラム  BIT カラムを主キー、一意キー、またはインデックスにすることはできません。また、複合の主キー、一意キー、またはインデックスの一部にすることもできません。

    • AUTO_INCREMENT カラム  ほかの MySQL ストレージエンジンと同様に、NDB ストレージエンジンはテーブルあたり最大 1 つの AUTO_INCREMENT カラムを処理できます。ただし、明示的な主キーがないクラスタテーブルの場合は、AUTO_INCREMENT カラムが自動的に定義され、隠し主キーとして使用されます。このため、明示的な AUTO_INCREMENT カラムを持つテーブルは、PRIMARY KEY オプションを同時に使用してカラムを宣言しないかぎり定義できません。テーブルの主キーでない AUTO_INCREMENT カラムを持つテーブルを作成しようとして、NDB ストレージエンジンを使用すると、失敗してエラーが発生します。

  • 外部キーに関する制限  MySQL Cluster NDB 7.3 での外部キー制約のサポートは、InnoDB によるサポートと同等ですが、次の制限があります。

    • 外部キーとして参照されるすべてのカラムは、それがテーブルの主キーでない場合、明示的な一意キーを必要とします。

    • 参照先が親テーブルの主キーである場合、ON UPDATE CASCADE はサポートされません。

    • SET DEFAULT はサポートされません。(InnoDB でもサポートされません。)

    • NO ACTION キーワードは受け入れられますが、RESCRICT として扱われます。(InnoDB でも同じです。)

    • MySQL Cluster NDB 7.3.5 以前のバージョンでは、別のテーブルのインデックスを参照する外部キーを含むテーブルを作成したときに、インデックス内のカラムの順序が一致しなくても内部で適切なエラーが返されないことがあったため、外部キーを作成できるように見える場合がありました。MySQL Cluster NDB 7.3.5 ではこの問題が部分的に修正され、内部で使用されるエラーがほとんどの場合に機能するように改善されましたが、親インデックスが一意のインデックスである場合は、まだこの状況が発生する可能性があります。(Bug #18094360)

    詳細は、セクション13.1.17.2「外部キー制約の使用」およびセクション1.7.3.2「FOREIGN KEY の制約」を参照してください。

  • MySQL Cluster とジオメトリデータ型  NDB テーブルでは、ジオメトリデータ型 (WKT および WKB) がサポートされます。ただし、空間インデックスはサポートされません。

  • 文字セットとバイナリログファイル  現在、ndb_apply_status および ndb_binlog_index テーブルは latin1 (ASCII) 文字セットを使用して作成されています。バイナリログの名前はこのテーブルに記録されるため、ラテン語以外の文字を使用する名前が付けられたバイナリログファイルはこれらのテーブルで正しく参照されません。これは既知の問題であり、現在修正中です。(Bug #50226)

    この問題を回避するには、バイナリログファイルの名前を付けるときや、--basedir--log-bin、または --log-bin-index オプションを設定するときに、Latin-1 文字のみを使用してください。

  • ユーザー定義のパーティション化を使用した NDBCLUSTER テーブルの作成  MySQL Cluster でのユーザー定義のパーティション化のサポートは、[LINEAR] KEY のパーティション化に限定されます。CREATE TABLE ステートメントで ENGINE=NDB または ENGINE=NDBCLUSTER とともにほかのパーティショニングタイプを使用すると、エラーが発生します。

    デフォルトのパーティション化スキーム  すべての MySQL Cluster テーブルは、デフォルトではテーブルの主キーをパーティション化キーとして使用して KEY によってパーティション化されます。テーブルに明示的に設定された主キーがない場合は、代わりに NDB ストレージエンジンによって自動的に作成された隠し主キーが使用されます。これらおよび関連する問題の追加情報については、セクション19.2.5「KEY パーティショニング」を参照してください。

    ユーザーパーティション化された NDBCLUSTER テーブルが次の 2 つの要件のどちらかまたは両方を満たさない原因となる CREATE TABLE および ALTER TABLE ステートメントは許可されず、失敗してエラーが発生します。

    1. テーブルに明示的な主キーが存在する必要があります。

    2. テーブルのパーティショニング式に指定されたすべてのカラムが主キーの一部である必要があります。

    例外  空のカラムリストを使用して (つまり、PARTITION BY [LINEAR] KEY() を使用して) ユーザーパーティション化された NDBCLUSTER テーブルを作成する場合は、明示的な主キーは必要ありません。

    NDBCLUSTER テーブルの最大パーティション数  ユーザー定義のパーティション化を使用したときに NDBCLUSTER テーブルに定義できるパーティションの最大数は、ノードグループあたり 8 個です。(MySQL Cluster ノードグループの詳細は、セクション18.1.2「MySQL Cluster のノード、ノードグループ、レプリカ、およびパーティション」を参照してください。

    DROP PARTITION の未サポート  ALTER TABLE ... DROP PARTITION を使用して NDB テーブルからパーティションを削除することはできません。クラスタテーブルでは ALTER TABLE に対する別のパーティション化拡張機能 (ADD PARTITIONREORGANIZE PARTITION、および COALESCE PARTITION) がサポートされますが、コピーが使用されるため、最適化されません。セクション19.3.1「RANGE および LIST パーティションの管理」およびセクション13.1.7「ALTER TABLE 構文」を参照してください。

  • 行ベースのレプリケーション  MySQL Cluster で行ベースのレプリケーションを使用するときは、バイナリロギングを無効にすることができません。つまり、NDB ストレージエンジンは sql_log_bin の値を無視します。(Bug #16680)


User Comments
User comments in this section are, as the name implies, provided by MySQL users. The MySQL documentation team is not responsible for, nor do they endorse, any of the information provided here.
Sign Up Login You must be logged in to post a comment.