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このセクションでは、この目的のために Oracle によって提供される .deb
ファイルを使用して、NDB Cluster を Debian および関連する Linux ディストリビューション (Ubuntu) にインストールする方法について説明します。
Oracle は、Debian およびその他の配布用の NDB Cluster APT リポジトリも提供します。 手順および追加情報は、「APT リポジトリを使用した MySQL NDB Cluster のインストール」を参照してください。
Oracle には、32 ビットおよび 64 ビットプラットフォーム用の NDB Cluster 用の .deb
インストーラファイルが用意されています。 Debian ベースのシステムでは、単一のインストーラファイルのみが必要です。 このファイルには、適用可能な NDB Cluster バージョン、Debian バージョン、およびアーキテクチャーに従って、次に示すパターンを使用して名前が付けられます:
mysql-cluster-gpl-ndbver-debiandebianver-arch.deb
ここで、ndbver
は 3 部分の NDB
エンジンのバージョン番号、debianver
は Debian (8
または 9
) のメジャーバージョン、arch
は i686
または x86_64
のいずれかです。 次の例では、NDB 8.0.22 を 64 ビット Debian 9 システムにインストールすることを前提としています。この場合、インストーラファイルの名前は mysql-cluster-gpl-8.0.22-debian9-x86_64.deb-bundle.tar
です。
適切な .deb
ファイルをダウンロードしたら、解凍し、次のように dpkg
を使用してコマンドラインからインストールできます:
shell> dpkg -i mysql-cluster-gpl-8.0.22-debian9-i686.deb
次に示すように、dpkg
を使用して削除することもできます:
shell> dpkg -r mysql
インストーラファイルは、Gnome デスクトップ用の GDebi
など、.deb
ファイルを操作するほとんどのグラフィカルパッケージマネージャとも互換性がある必要があります。
.deb
ファイルは NDB Cluster を/opt/mysql/server-
の下にインストールします。ここで、version
/version
は含まれている MySQL サーバーの 2 部分リリースシリーズバージョンです。 NDB 8.0 の場合、これは常に 5.7
です。 ディレクトリレイアウトは、一般的な Linux バイナリ配布 (表2.3「一般的な Unix/Linux バイナリパッケージの MySQL インストールのレイアウト」 を参照) の場合と同じですが、起動スクリプトおよび構成ファイルが share
ではなく support-files
にある点が異なります。 ndb_mgm、ndbd、ndb_mgmd などの NDB Cluster 実行可能ファイルはすべて、bin
ディレクトリに配置されます。