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NDB Cluster が必要に応じて実行されていることを確認したら、管理ノードとデータノードを Windows サービスとしてインストールして、Windows が起動または停止されるたびにこれらのプロセスが自動的に起動および停止されるようにできます。 これにより、適切な SC START および SC STOP コマンドを使用してコマンドラインから、または Windows グラフィカル Services ユーティリティを使用して、これらのプロセスを制御することもできます。 NET START および NET STOP コマンドも使用できます。
プログラムを Windows サービスとしてインストールする場合は、通常、システム上の Administrator 権利を持つアカウントを使用する必要があります。
管理ノードを Windows 上のサービスとしてインストールするには、ここに示すように、管理ノードをホストするマシンのコマンド行で --install
オプションを使用して ndb_mgmd.exe を起動します。
C:\> C:\mysql\bin\ndb_mgmd.exe --install
Installing service 'NDB Cluster Management Server'
as '"C:\mysql\bin\ndbd.exe" "--service=ndb_mgmd"'
Service successfully installed.
NDB Cluster プログラムを Windows サービスとしてインストールする場合は、常に完全なパスを指定するようにしてください。そうしないと、サービスのインストールがエラー「指定されたファイルが見つかりません」で失敗する可能性があります。
--install
オプションは、ndb_mgmd.exe に指定できるほかのオプションより先に使用する必要があります。 ただし、このようなオプションはオプションファイルに指定することをお勧めします。 オプションファイルが ndb_mgmd.exe --help
の出力に示されるデフォルトの場所のいずれにも存在しない場合は、--config-file
オプションを使用するとその場所を指定できます。
これで、このように管理サーバーを起動および停止できるようになります。
C:\> SC START ndb_mgmd
C:\> SC STOP ndb_mgmd
NET コマンドを使用する場合は、次に示すように、わかりやすい名前を使用して Windows サービスとして管理サーバーを起動または停止することもできます:
C:\> NET START 'NDB Cluster Management Server'
The NDB Cluster Management Server service is starting.
The NDB Cluster Management Server service was started successfully.
C:\> NET STOP 'NDB Cluster Management Server'
The NDB Cluster Management Server service is stopping..
The NDB Cluster Management Server service was stopped successfully.
通常は、短いサービス名を指定するか、サービスのインストール時にデフォルトのサービス名を使用できるようにしてから、サービスの起動または停止時にその名前を参照する方が簡単です。 ndb_mgmd
以外のサービス名を指定するには、この例に示すように --install
オプションを追加します。
C:\> C:\mysql\bin\ndb_mgmd.exe --install=mgmd1
Installing service 'NDB Cluster Management Server'
as '"C:\mysql\bin\ndb_mgmd.exe" "--service=mgmd1"'
Service successfully installed.
これで、このように指定した名前を使用してサービスを起動または停止できるようになります。
C:\> SC START mgmd1
C:\> SC STOP mgmd1
管理ノードサービスを削除するには、SC DELETE service_name
を使用します:
C:\> SC DELETE mgmd1
または、次に示すように、--remove
オプションを指定して ndb_mgmd.exe を起動します:
C:\> C:\mysql\bin\ndb_mgmd.exe --remove
Removing service 'NDB Cluster Management Server'
Service successfully removed.
デフォルト以外のサービス名を使用してサービスをインストールした場合は、次のように、ndb_mgmd.exe --remove
オプションの値としてサービス名を渡します:
C:\> C:\mysql\bin\ndb_mgmd.exe --remove=mgmd1
Removing service 'mgmd1'
Service successfully removed.
NDB Cluster データノードプロセスの Windows サービスとしてのインストールは、次に示すように、ndbd.exe (または ndbmtd.exe) の --install
オプションを使用して同様の方法で実行できます:
C:\> C:\mysql\bin\ndbd.exe --install
Installing service 'NDB Cluster Data Node Daemon' as '"C:\mysql\bin\ndbd.exe" "--service=ndbd"'
Service successfully installed.
これで、次の例に示すように、データノードを起動または停止できます:
C:\> SC START ndbd
C:\> SC STOP ndbd
データノードサービスを削除するには、SC DELETE service_name
を使用します:
C:\> SC DELETE ndbd
または、次に示すように、--remove
オプションを指定して ndbd.exe を起動します:
C:\> C:\mysql\bin\ndbd.exe --remove
Removing service 'NDB Cluster Data Node Daemon'
Service successfully removed.
ndb_mgmd.exe (および mysqld.exe) と同様に、ndbd.exe を Windows サービスとしてインストールするときは、このようにサービスの名前を --install
の値として指定し、サービスの起動または停止時にそれを使用することもできます。
C:\> C:\mysql\bin\ndbd.exe --install=dnode1
Installing service 'dnode1' as '"C:\mysql\bin\ndbd.exe" "--service=dnode1"'
Service successfully installed.
C:\> SC START dnode1
C:\> SC STOP dnode1
データノードサービスのインストール時にサービス名を指定した場合は、次に示すように、この名前を削除するときにも使用できます:
C:\> SC DELETE dnode1
または、次に示すように、ndbd.exe
--remove
オプションの値としてサービス名を渡すこともできます:
C:\> C:\mysql\bin\ndbd.exe --remove=dnode1
Removing service 'dnode1'
Service successfully removed.
SQL ノードの Windows サービスとしてのインストール、サービスの起動、サービスの停止およびサービスの削除は、mysqld --install
、SC START、SC STOP、SC DELETE(または mysqld --remove
) を使用して同様の方法で実行されます。 NET コマンドを使用して、サービスを起動または停止することもできます。 追加情報については、セクション2.3.4.8「Windows のサービスとして MySQL を起動する」を参照してください。