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counters
テーブルは、特定のカーネルブロックおよびデータノードに対する読み取りや書き込みなどのイベントの現在までの合計数を示します。 最近のノードの起動または再起動はカウントされません。ノードを起動または再起動すると、そのノード上のすべてのカウンタがリセットされます。 すべてのカーネルブロックですべてのタイプのカウンタを使用しているとはかぎりません。
counters
テーブルには、次のカラムがあります:
-
node_id
データノード ID
-
block_name
関連付けられた NDB カーネルブロックの名前 (NDB Kernel Blocksを参照してください)。
-
block_instance
ブロックインスタンス
-
counter_id
カウンタの内部 ID 番号。通常は 1 から 10 までの整数。
-
counter_name
カウンタの名前。 各カウンタが関連付けられている個々のカウンタおよび NDB カーネルブロックの名前については、テキストを参照してください。
-
val
カウンタの値
メモ
各カウンタは、特定の NDB カーネルブロックに関連付けられています。
OPERATIONS
カウンタは、DBLQH
(ローカルクエリーハンドラ) カーネルブロックに関連付けられます。 主キーの読み取りは、主キーの更新と同様に、1 操作としてカウントされます。 読み取りの場合、DBTC
での操作ごとに DBLQH
での操作が 1 回発生します。 書込みの場合、フラグメントレプリカごとに 1 つの操作がカウントされます。
ATTRINFO
, TRANSACTIONS
, COMMITS
, READS
, LOCAL_READS
, SIMPLE_READS
, WRITES
, LOCAL_WRITES
, ABORTS
, TABLE_SCANS
および RANGE_SCANS
カウンタは、DBTC
(トランザクション座標) カーネルブロックに関連付けられています。
LOCAL_WRITES
および LOCAL_READS
は、レコードのプライマリフラグメントレプリカも保持するノードでトランザクションコーディネータを使用する主キー操作です。
READS
カウンタには、すべての読み取りが含まれます。 LOCAL_READS
には、このトランザクションコーディネータと同じノード上のプライマリフラグメントレプリカの読取りのみが含まれます。 SIMPLE_READS
には、読取り操作が特定のトランザクションの開始および終了操作である読取りのみが含まれます。 単純読取りではロックは保持されませんが、ロックはトランザクションの一部であり、ロックを含むトランザクションによって行われたコミットされていない変更は監視されますが、コミットされていない他のトランザクションは監視されません。 このような読取りは TC ブロックの観点からの「「シンプル」」です。ロックは保持されないため、永続的ではなく、DBTC
が関連する LQH ブロックにルーティングすると、それらの状態は保持されません。
ATTRINFO
には、解釈済みプログラムがデータノードに送信される回数のカウントが保持されます。 NDB
カーネルの ATTRINFO
メッセージについての詳細は、NDB Protocol Messagesを参照してください。
LOCAL_TABLE_SCANS_SENT
, READS_RECEIVED
, PRUNED_RANGE_SCANS_RECEIVED
, RANGE_SCANS_RECEIVED
, LOCAL_READS_SENT
, CONST_PRUNED_RANGE_SCANS_RECEIVED
, LOCAL_RANGE_SCANS_SENT
, REMOTE_READS_SENT
, REMOTE_RANGE_SCANS_SENT
, READS_NOT_FOUND
, SCAN_BATCHES_RETURNED
, TABLE_SCANS_RECEIVED
および SCAN_ROWS_RETURNED
カウンタは、DBSPJ
(選択プッシュダウン結合) カーネルブロックに関連付けられています。
block_name
および block_instance
カラムはそれぞれ、適用可能な NDB カーネルブロック名とインスタンス番号を提供します。 これらを使用して、threadblocks
テーブルから特定のスレッドに関する情報を取得できます。
このような問題のトラブルシューティングを行う際に、いくつかのカウンタによってトランスポータの過負荷および送信バッファーのサイズに関する情報が提供されます。 LQH インスタンスごとに、次のリストに示す各カウンタのインスタンスが 1 つ存在します。
LQHKEY_OVERLOAD
: トランスポータの過負荷が原因で、LQH ブロックインスタンスで拒否された主キーリクエストの数LQHKEY_OVERLOAD_TC
: TC ノードのトランスポータが過負荷状態になったLQHKEY_OVERLOAD
のインスタンス数LQHKEY_OVERLOAD_READER
: API リーダー (読み取り専用) ノードが過負荷状態になったLQHKEY_OVERLOAD
のインスタンス数。LQHKEY_OVERLOAD_NODE_PEER
: 次のバックアップデータノード (書き込み専用) が過負荷状態になったLQHKEY_OVERLOAD
のインスタンス数LQHKEY_OVERLOAD_SUBSCRIBER
: イベントサブスクライバ (書き込み専用) が過負荷状態になったLQHKEY_OVERLOAD
のインスタンス数。LQHSCAN_SLOWDOWNS
: スキャン中の API トランスポータの過負荷が原因で、フラグメントスキャンのバッチサイズが減少したインスタンスの数。