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MySQL 8.0 リファレンスマニュアル
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2.8 FreeBSD に MySQL をインストールする

このセクションでは、FreeBSD Unix のバリアントへの MySQL のインストールに関する情報を提供します。

オラクルが提供するバイナリ配布を使用して、MySQL を FreeBSD にインストールできます。 詳細については、セクション2.2「一般的なバイナリを使用した MySQL の Unix/Linux へのインストール」を参照してください。

MySQL のインストールでもっとも容易な (かつ推奨される) 方法は mysql-server ポートおよび mysql-client ポートを使用することです。それらは http://www.freebsd.org/ で入手できます。 これらのポートを使用することで次のメリットがあります。

  • 使用している FreeBSD バージョンで動作することが知られている、すべての最適化を行なった実働可能な MySQL。

  • 自動構成およびビルド。

  • /usr/local/etc/rc.d にインストールされたスタートアップスクリプト。

  • どのファイルがインストールされているかを確認するための pkg_info -L の使用。

  • 使用しているマシンで MySQL が必要でなくなった場合にそれを削除できる pkg_delete の使用。

MySQL ビルドプロセスが機能するには GNU make (gmake) が必要です。 GNU make が利用できない場合、MySQL をコンパイルする前にインストールする必要があります。

注記

ldd mysqld に従った前提条件ライブラリ: libthr、libcrypt、libkrb5、libm、librt、libexecinfo、libunwind、および libssl。

ポートシステムを使用してインストールするには:

# cd /usr/ports/databases/mysql80-server
# make
...
# cd /usr/ports/databases/mysql80-client
# make
...

標準ポートインストールでは、サーバーは /usr/local/libexec/mysqld に置かれ、MySQL Server のスタートアップスクリプトは /usr/local/etc/rc.d/mysql-server に置かれます。

BSD 実装に関する追加の注記:

  • ポートシステムを使用して MySQL をインストールしたあとに削除するには:

    # cd /usr/ports/databases/mysql80-server
    # make deinstall
    ...
    # cd /usr/ports/databases/mysql80-client
    # make deinstall
    ...
  • MySQL の現在の日付に問題がある場合には、TZ 変数の設定が役に立ちます。 セクション4.9「環境変数」を参照してください。