SHOW CREATE VIEW view_name
このステートメントは、指定されたビューを作成する CREATE VIEW
ステートメントを表示します。
mysql> SHOW CREATE VIEW v\G
*************************** 1. row ***************************
View: v
Create View: CREATE ALGORITHM=UNDEFINED
DEFINER=`bob`@`localhost`
SQL SECURITY DEFINER VIEW
`v` AS select 1 AS `a`,2 AS `b`
character_set_client: latin1
collation_connection: latin1_swedish_ci
character_set_client
は、このビューが作成されたときの character_set_client
システム変数のセッション値です。collation_connection
は、このビューが作成されたときの collation_connection
システム変数のセッション値です。
SHOW CREATE VIEW
を使用するには、SHOW VIEW
権限、および対象のビューに対する SELECT
権限が必要です。
また、VIEWS
テーブルを含む INFORMATION_SCHEMA
からビューオブジェクトに関する情報を取得することもできます。セクション21.28「INFORMATION_SCHEMA VIEWS テーブル」を参照してください。
MySQL では、異なる sql_mode
設定を使用すると、サポートする SQL 構文のタイプをサーバーに指示できます。たとえば、ANSI
SQL モードを使用すると、クエリーで、MySQL で標準 SQL 連結演算子の二重バー (||
) が正しく解釈されます。その後、項目を連結するビューを作成した場合、sql_mode
設定を ANSI
とは別の値に変更すると、そのビューが無効になるという懸念がある場合があります。ただし、そのようなことはありません。MySQL は、記述方法には関係なく、常にビュー定義を正規の形式で同じ方法で格納します。サーバーが二重バーの連結演算子を CONCAT()
関数にどのように変更するかを示す例を次に示します。
mysql> SET sql_mode = 'ANSI';
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> CREATE VIEW test.v AS SELECT 'a' || 'b' as col1;
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)
mysql> SHOW CREATE VIEW test.v\G
*************************** 1. row ***************************
View: v
Create View: CREATE VIEW "v" AS select concat('a','b') AS "col1"
...
1 row in set (0.00 sec)
ビュー定義を正規の形式で格納する利点は、あとで sql_mode
の値を変更しても、ビューの結果に影響を与えないことにあります。ただし、SELECT
の前にあるコメントが、サーバーによって定義から取り除かれるというその他の影響があります。