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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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13.2.9.2 JOIN 構文

MySQL は、SELECT ステートメントと複数テーブルの DELETE および UPDATE ステートメントの table_references 部分に対して次の JOIN 構文をサポートします。

table_references:
    escaped_table_reference [, escaped_table_reference] ...

escaped_table_reference:
    table_reference
  | { OJ table_reference }

table_reference:
    table_factor
  | join_table

table_factor:
    tbl_name [PARTITION (partition_names)] 
        [[AS] alias] [index_hint_list]
  | table_subquery [AS] alias
  | ( table_references )

join_table:
    table_reference [INNER | CROSS] JOIN table_factor [join_condition]
  | table_reference STRAIGHT_JOIN table_factor
  | table_reference STRAIGHT_JOIN table_factor ON conditional_expr
  | table_reference {LEFT|RIGHT} [OUTER] JOIN table_reference join_condition
  | table_reference NATURAL [{LEFT|RIGHT} [OUTER]] JOIN table_factor

join_condition:
    ON conditional_expr
  | USING (column_list)

index_hint_list:
    index_hint [, index_hint] ...

index_hint:
    USE {INDEX|KEY}
      [FOR {JOIN|ORDER BY|GROUP BY}] ([index_list])
  | IGNORE {INDEX|KEY}
      [FOR {JOIN|ORDER BY|GROUP BY}] (index_list)
  | FORCE {INDEX|KEY}
      [FOR {JOIN|ORDER BY|GROUP BY}] (index_list)

index_list:
    index_name [, index_name] ...

テーブル参照は、結合式とも呼ばれます。

MySQL 5.6.2 以降では、テーブル参照 (パーティション化されたテーブルを参照する場合) には、パーティション、サブパーティション、またはその両方のカンマ区切りリストを含む PARTITION オプションを含めることができます。このオプションはテーブルの名前のあとで、かつエイリアス宣言 (存在する場合) の前に指定されます。このオプションの効果は、リストされているパーティションまたはサブパーティションからのみ行が選択されることです。つまり、そのリストで指定されていないパーティションまたはサブパーティションはすべて無視されます。詳細は、セクション19.5「パーティション選択」を参照してください。

table_factor の構文は SQL 標準と比較して拡張されています。後者は table_reference のみを受け付け、かっこ内のそれらのリストは受け付けません。

これは、table_reference 項目のリストの各カンマを内部結合と同等とみなす場合、保守的な拡張です。例:

SELECT * FROM t1 LEFT JOIN (t2, t3, t4)
                 ON (t2.a=t1.a AND t3.b=t1.b AND t4.c=t1.c)

次と同等です。

SELECT * FROM t1 LEFT JOIN (t2 CROSS JOIN t3 CROSS JOIN t4)
                 ON (t2.a=t1.a AND t3.b=t1.b AND t4.c=t1.c)

MySQL では、JOINCROSS JOIN、および INNER JOIN は構文上同等です (互いに置き換えることができます)。標準 SQL では、それらは同等ではありません。INNER JOINON 句とともに使用され、CROSS JOIN はそれ以外のときに使用されます。

一般に、内部結合操作のみを含む結合式内のかっこは無視できます。MySQL はまた、ネストされた結合もサポートしています (セクション8.2.1.11「ネストした結合の最適化」を参照してください)。

インデックスヒントを指定すると、MySQL オプティマイザによるインデックスの使用方法に影響を与えることができます。詳細は、セクション13.2.9.3「インデックスヒントの構文」を参照してください。

次のリストは、結合を記述するときに考慮に入れるべき一般的な要因について説明しています。

  • テーブル参照には、tbl_name AS alias_name または tbl_name alias_name を使用してエイリアスを指定できます。

    SELECT t1.name, t2.salary
      FROM employee AS t1 INNER JOIN info AS t2 ON t1.name = t2.name;
    
    SELECT t1.name, t2.salary
      FROM employee t1 INNER JOIN info t2 ON t1.name = t2.name;
  • table_subquery は、FROM 句内のサブクエリーとも呼ばれます。サブクエリー結果にテーブル名を付けるには、このようなサブクエリーにエイリアスを含める必要があります。簡単な例を次に示します。セクション13.2.10.8「FROM 句内のサブクエリー」も参照してください。

    SELECT * FROM (SELECT 1, 2, 3) AS t1;
  • 結合条件が存在しない場合、INNER JOIN, (カンマ) は意味的に同等です。どちらも、指定されたテーブル間のデカルト積を生成します (つまり、最初のテーブル内のすべての各行が 2 番目のテーブル内のすべての各行に結合されます)。

    ただし、カンマ演算子の優先順位は、INNER JOINCROSS JOINLEFT JOIN などの優先順位より低くなります。結合条件が存在するときにカンマ結合をほかの結合型と混在させた場合は、「カラム 'col_name' は 'on clause' にはありません」という形式のエラーが発生する可能性があります。この問題への対処に関する情報は、このセクションのあとの方で提供します。

  • ON とともに使用される conditional_expr は、WHERE 句で使用できる形式の任意の条件式です。一般に、テーブルの結合方法を指定する条件には ON 句を、また結果セット内に必要な行を制限するには WHERE 句を使用してください。

  • LEFT JOIN 内の ON または USING 部分にある右側のテーブルに一致する行が存在しない場合は、すべてのカラムが NULL に設定された行が右側のテーブルに使用されます。このことを使用して、別のテーブルに対応する行が存在しないテーブル内の行を検索できます。

    SELECT left_tbl.*
      FROM left_tbl LEFT JOIN right_tbl ON left_tbl.id = right_tbl.id
      WHERE right_tbl.id IS NULL;

    この例では、right_tbl に存在しない id 値を持つ left_tbl 内のすべての行 (つまり、right_tbl 内に対応する行のない left_tbl 内のすべての行) を検索します。これは、right_tbl.idNOT NULL として宣言されていることを前提にしています。セクション8.2.1.9「LEFT JOIN および RIGHT JOIN の最適化」を参照してください。

  • USING(column_list) 句は、両方のテーブル内に存在する必要のあるカラムのリストを指定します。テーブル ab の両方にカラム c1c2、および c3 が含まれている場合、次の結合は、この 2 つのテーブルの対応するカラムを比較します。

    a LEFT JOIN b USING (c1,c2,c3)
  • 2 つのテーブルの NATURAL [LEFT] JOIN は、両方のテーブル内に存在するすべてのカラムを指定する USING 句を含む INNER JOIN または LEFT JOIN と意味的に同等であるとして定義されます。

  • RIGHT JOIN は、LEFT JOIN と同じように機能します。コードをデータベース間で移植可能な状態に維持するため、RIGHT JOIN の代わりに LEFT JOIN を使用することをお勧めします。

  • 結合構文の説明に示されている { OJ ... } 構文は、ODBC との互換性のためにのみ存在します。構文内のカールした中括弧は文字どおりに書き込まれる必要があります。それらは構文説明の別の部分で利用されているようなメタ構文ではありません。

    SELECT left_tbl.*
        FROM { OJ left_tbl LEFT OUTER JOIN right_tbl ON left_tbl.id = right_tbl.id }
        WHERE right_tbl.id IS NULL;

    { OJ ... } 内では、INNER JOINRIGHT OUTER JOIN などのほかの型の結合を使用できます。これは、一部のサードパーティー製アプリケーションとの互換性に役立ちますが、正式な ODBC 構文ではありません。

  • STRAIGHT_JOIN は、左側のテーブルが常に右側のテーブルの前に読み取られる点を除き、JOIN と同じです。これは、結合オプティマイザがテーブルを間違った順序で配置する (数少ない) 場合に使用できます。

結合のいくつかの例:

SELECT * FROM table1, table2;

SELECT * FROM table1 INNER JOIN table2 ON table1.id=table2.id;

SELECT * FROM table1 LEFT JOIN table2 ON table1.id=table2.id;

SELECT * FROM table1 LEFT JOIN table2 USING (id);

SELECT * FROM table1 LEFT JOIN table2 ON table1.id=table2.id
  LEFT JOIN table3 ON table2.id=table3.id;

MySQL 5.0.12 での結合処理の変更

注記

自然結合や USING を使用した結合 (外部結合のバリアントを含む) は、SQL:2003 標準に従って処理されます。その目標は、NATURAL JOINJOIN ... USING に関連した MySQL の構文とセマンティクスを SQL:2003 に合わせることでした。ただし、結合処理でのこれらの変更によって、一部の結合で異なる出力カラムが生成される可能性があります。また、古いバージョン (5.0.12 より前) では正しく機能するように見えた一部のクエリーを、この標準に準拠するように書き換える必要があります。

これらの変更の主要な側面として、次の 5 つがあります。

  • MySQL が NATURAL または USING 結合操作の結果カラム (したがって、FROM 句全体の結果) を決定する方法。

  • SELECT * および SELECT tbl_name.* の選択されたカラムのリストへの展開。

  • NATURAL または USING 結合でのカラム名の解決。

  • NATURAL または USING 結合の JOIN ... ON への変換。

  • JOIN ... ONON 条件でのカラム名の解決。

次のリストは、現在の結合処理のいくつかの効果を古いバージョンでの結合処理と比較した場合のさらに詳細な情報を示しています。以前という用語は、MySQL 5.0.12 より前を示しています。

  • NATURAL 結合または USING 結合のカラムが以前とは異なる可能性があります。具体的には、冗長な出力カラムが表示されなくなっており、また SELECT * の展開でのカラムの順序が以前とは異なる可能性があります。

    次の一連のステートメントを考えてみます。

    CREATE TABLE t1 (i INT, j INT);
    CREATE TABLE t2 (k INT, j INT);
    INSERT INTO t1 VALUES(1,1);
    INSERT INTO t2 VALUES(1,1);
    SELECT * FROM t1 NATURAL JOIN t2;
    SELECT * FROM t1 JOIN t2 USING (j);

    以前は、これらのステートメントによって次の出力が生成されました。

    +------+------+------+------+
    | i    | j    | k    | j    |
    +------+------+------+------+
    |    1 |    1 |    1 |    1 |
    +------+------+------+------+
    +------+------+------+------+
    | i    | j    | k    | j    |
    +------+------+------+------+
    |    1 |    1 |    1 |    1 |
    +------+------+------+------+

    最初の SELECT ステートメントでは、カラム j は両方のテーブルに現れるため、結合カラムになります。そのため、標準 SQL に従って、出力には 2 回ではなく 1 回だけ表示されるべきです。同様に、2 番目の SELECT ステートメントでは、カラム jUSING 句で指定されているため、出力には 2 回ではなく 1 回だけ表示されるべきです。ただし、どちらの場合も、冗長なカラムは削除されていません。また、標準 SQL に従うとカラムの順序も正しくありません。

    現在は、このステートメントによって次の出力が生成されます。

    +------+------+------+
    | j    | i    | k    |
    +------+------+------+
    |    1 |    1 |    1 |
    +------+------+------+
    +------+------+------+
    | j    | i    | k    |
    +------+------+------+
    |    1 |    1 |    1 |
    +------+------+------+

    冗長なカラムは削除され、カラムの順序も標準 SQL に従って正しくなっています。

    • 最初に、結合された 2 つのテーブルの合体した共通カラムが、最初のテーブルに現れた順序で

    • 2 番目に、最初のテーブルに一意のカラムが、そのテーブルに現れた順序で

    • 3 番目に、2 番目のテーブルに一意のカラムが、そのテーブルに現れた順序で

    2 つの共通カラムを置き換える 1 つの結果カラムは、合体操作を使用して定義されます。つまり、t1.at2.a の 2 つに対して、結果として得られる 1 つの結合カラム aa = COALESCE(t1.a, t2.a) として定義されます。ここでは:

    COALESCE(x, y) = (CASE WHEN V1 IS NOT NULL THEN V1 ELSE V2 END)

    この結合操作がほかのいずれかの結合である場合、その結合の結果カラムは、結合されたテーブルのすべてのカラムの連結で構成されます。これは以前と同じです。

    合体したカラムの定義の結果として、外部結合では、2 つのカラムのいずれかが常に NULL である場合、合体したカラムには NULL 以外のカラムの値が含まれます。どちらのカラムも NULL でないか、または両方のカラムがこの値である場合、両方の共通カラムに同じ値が含まれているため、合体したカラムの値としてどちらが選択されるかは問題にはなりません。これを解釈するための簡単な方法として、外部結合の合体したカラムが JOIN の内部テーブルの共通カラムによって表されると考えてみます。テーブル t1(a,b)t2(a,c) に次の内容が含まれているとします。

    t1    t2
    ----  ----
    1 x   2 z
    2 y   3 w

    このとき、次のようになります。

    mysql> SELECT * FROM t1 NATURAL LEFT JOIN t2;
    +------+------+------+
    | a    | b    | c    |
    +------+------+------+
    |    1 | x    | NULL |
    |    2 | y    | z    |
    +------+------+------+

    ここでは、カラム at1.a の値が含まれています。

    mysql> SELECT * FROM t1 NATURAL RIGHT JOIN t2;
    +------+------+------+
    | a    | c    | b    |
    +------+------+------+
    |    2 | z    | y    |
    |    3 | w    | NULL |
    +------+------+------+

    ここでは、カラム at2.a の値が含まれています。

    これらの結果を、JOIN ... ON を使用した、それ以外では同等のクエリーと比較してください。

    mysql> SELECT * FROM t1 LEFT JOIN t2 ON (t1.a = t2.a);
    +------+------+------+------+
    | a    | b    | a    | c    |
    +------+------+------+------+
    |    1 | x    | NULL | NULL |
    |    2 | y    |    2 | z    |
    +------+------+------+------+
    mysql> SELECT * FROM t1 RIGHT JOIN t2 ON (t1.a = t2.a);
    +------+------+------+------+
    | a    | b    | a    | c    |
    +------+------+------+------+
    |    2 | y    |    2 | z    |
    | NULL | NULL |    3 | w    |
    +------+------+------+------+
  • 以前は、USING 句を、対応するカラムを比較する ON 句として書き換えることができました。たとえば、次の 2 つの句は意味的に同一でした。

    a LEFT JOIN b USING (c1,c2,c3)
    a LEFT JOIN b ON a.c1=b.c1 AND a.c2=b.c2 AND a.c3=b.c3

    現在、この 2 つの句はまったく同じではなくなっています。

    • どの行が結合条件を満たすかの判定に関しては、どちらの結合も意味的に同一のままです。

    • SELECT * の展開に対してどのカラムを表示するかの判定に関しては、この 2 つの結合は意味的に同一ではありません。USING 結合が対応するカラムの合体した値を選択するのに対して、ON 結合は、すべてのテーブルのすべてのカラムを選択します。前の USING 結合の場合、SELECT * は次の値を選択します。

      COALESCE(a.c1,b.c1), COALESCE(a.c2,b.c2), COALESCE(a.c3,b.c3)

      ON 結合の場合、SELECT * は次の値を選択します。

      a.c1, a.c2, a.c3, b.c1, b.c2, b.c3

      内部結合では、a.c1b.c1 の両方のカラムに同じ値が含まれるため、COALESCE(a.c1,b.c1) はどちらのカラムとも同じです。外部結合 (LEFT JOIN など) では、2 つのカラムのどちらかが NULL になる場合があります。そのカラムは結果から省略されます。

  • 多方向自然結合の評価は、NATURAL または USING 結合の結果に影響を与え、さらにはクエリーの書き換えが必要になる場合もある非常に重要な点で異なります。3 つのテーブル t1(a,b)t2(c,b)、および t3(a,c) があり、各テーブルに t1(1,2)t2(10,2)、および t3(7,10) の 1 行が含まれているとします。また、これらの 3 つのテーブルに対して次の NATURAL JOIN を実行するとします。

    SELECT ... FROM t1 NATURAL JOIN t2 NATURAL JOIN t3;

    以前は、2 番目の結合の左のオペランドが t2 であると見なされたのに対して、現在はネストされた結合 (t1 NATURAL JOIN t2) であると見なされます。その結果、t3 のカラムは t2 でのみ共通カラムに対してチェックされ、さらに t3t1 との共通カラムが含まれている場合、これらのカラムは等価結合カラムとして使用されません。そのため、以前は、前のクエリーは次の等価結合に変換されました。

    SELECT ... FROM t1, t2, t3
      WHERE t1.b = t2.b AND t2.c = t3.c;

    その結合には、もう 1 つの等価結合述語 (t1.a = t3.a) がありません。その結果、本来生成すべき空の結果ではなく、1 行が生成されます。正しい同等のクエリーは次のとおりです。

    SELECT ... FROM t1, t2, t3
      WHERE t1.b = t2.b AND t2.c = t3.c AND t1.a = t3.a;

    現在のバージョンの MySQL で古いバージョンと同じクエリー結果が必要な場合は、自然結合を最初の等価結合として書き換えてください。

  • 以前は、カンマ演算子 (,) と JOIN はどちらも同じ優先順位を持っていたため、結合式 t1, t2 JOIN t3((t1, t2) JOIN t3) として解釈されました。現在は、JOIN の優先順位の方が高いため、この式は (t1, (t2 JOIN t3)) として解釈されます。ON 句は結合のオペランド内のカラムしか参照できず、また優先順位の変更によってそれらのオペランドが示す内容の解釈が変更されるため、この変更はその句を使用するステートメントに影響を与えます。

    例:

    CREATE TABLE t1 (i1 INT, j1 INT);
    CREATE TABLE t2 (i2 INT, j2 INT);
    CREATE TABLE t3 (i3 INT, j3 INT);
    INSERT INTO t1 VALUES(1,1);
    INSERT INTO t2 VALUES(1,1);
    INSERT INTO t3 VALUES(1,1);
    SELECT * FROM t1, t2 JOIN t3 ON (t1.i1 = t3.i3);

    以前は、この SELECT は、(t1,t2) として t1,t2 の暗黙的なグループ化のために正当でした。現在は、JOIN が優先されるため、ON 句のオペランドは t2t3 になります。t1.i1 はどのオペランドのカラムでもないため、その結果は「カラム 't1.i1' は 'on clause' にはありません」というエラーになります。この結合の処理を可能にするには、ON 句のオペランドが (t1,t2)t3 になるように、最初の 2 つのテーブルを明示的に括弧でグループ化します。

    SELECT * FROM (t1, t2) JOIN t3 ON (t1.i1 = t3.i3);

    あるいは、カンマ演算子の使用を避け、代わりに JOIN を使用します。

    SELECT * FROM t1 JOIN t2 JOIN t3 ON (t1.i1 = t3.i3);

    この変更はまた、カンマ演算子を INNER JOINCROSS JOINLEFT JOIN、および RIGHT JOIN (これらはすべて現在、カンマ演算子より高い優先順位を持っています) と混在させているステートメントにも適用されます。

  • 以前は、ON 句は、その右側で指定されているテーブル内のカラムを参照することができました。現在は、ON 句は自身のオペランドしか参照できません。

    例:

    CREATE TABLE t1 (i1 INT);
    CREATE TABLE t2 (i2 INT);
    CREATE TABLE t3 (i3 INT);
    SELECT * FROM t1 JOIN t2 ON (i1 = i3) JOIN t3;

    以前は、この SELECT ステートメントは正当でした。現在は、i3ON 句のオペランドではない t3 内のカラムであるため、このステートメントは「カラム 'i3' は 'on clause' にはありません」というエラーで失敗します。このステートメントを次のように書き換えるようにしてください。

    SELECT * FROM t1 JOIN t2 JOIN t3 ON (i1 = i3);
  • NATURAL または USING 結合でのカラム名の解決が以前とは異なります。FROM 句の外部にあるカラム名の場合、MySQL は現在、以前と比較してクエリーのスーパーセットを処理します。つまり、MySQL が以前、一部のカラムがあいまいであるというエラーを発行したケースでも、そのクエリーは現在、正しく処理されます。これは、MySQL が現在、NATURAL または USING 結合の共通カラムを単一カラムとして処理するため、クエリーがこのようなカラムを参照しても、クエリーコンパイラがそのカラムをあいまいであるとは見なさないことによります。

    例:

    SELECT * FROM t1 NATURAL JOIN t2 WHERE b > 1;

    以前は、このクエリーによってエラー ERROR 1052 (23000): Column 'b' in where clause is ambiguous が生成されました。現在は、このクエリーによって正しい結果が生成されます。

    +------+------+------+
    | b    | c    | y    |
    +------+------+------+
    |    4 |    2 |    3 |
    +------+------+------+

    SQL:2003 標準と比べた場合の MySQL の 1 つの拡張として、MySQL では、NATURAL または USING 結合の共通 (合体した) カラムを (以前と同様に) 修飾できるのに対して、標準ではそれが禁止される点があります。


User Comments
User comments in this section are, as the name implies, provided by MySQL users. The MySQL documentation team is not responsible for, nor do they endorse, any of the information provided here.
  Posted by Jan Brinkmann on September 7, 2011
As the MySQL manual doesn't explain all different join types in detail, you may find help here as well:

- MySQL join tutorials and examples: http://mysqljoin.com
  Posted by Matthew Looman on February 14, 2012
Scott Atkins on January 23 2003 posted about pivoting the rows in a table into the columns, by performing a separate join for each value based column. I've found it easier to use a single join. Then use the CASE statement in the SELECT clause to separate the columns. Given Scott's example, I would use the following syntax:

SELECT st.codename
, SUM(CASE sc.act_id WHEN 1 THEN sc.score ELSE NULL END) AS "Activity 1"
, SUM(CASE sc.act_id WHEN 2 THEN sc.score ELSE NULL END) AS "Activity 2"
, SUM(sc.score) AS "Total"
FROM students AS st
LEFT JOIN scores AS sc ON st.student_id = sc.student_id
WHERE st.codename != ''
GROUP BY st.codename
ORDER BY st.codename

Personally, I think the syntax is easier to read. Additionally, you are eliminating the number of nested loops required to join the same table multiple times.
  Posted by Andrew McNaughton on September 12, 2013
This page needs to make it explicit that a table reference can be of the form schema_name.tbl_name, and that joins between databases are therefore posible.
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