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DBA は、I/O サブシステムが飽和状態にならないようにディスク I/O を管理するとともに、ストレージデバイスがいっぱいにならないようにディスク領域を管理する必要があります。 ACID 設計モデルには、冗長に見える可能性はあっても、データの信頼性の確保に役立つ、ある一定の量の I/O が必要です。 これらの制約の中で、InnoDB
は、ディスク I/O の量を最小限に抑えるためにデータベースの動作やディスクファイルの編成を最適化しようとします。 場合によって、I/O は、データベースがビジー状態でなくなるまで、または高速シャットダウンのあとのデータベースの再起動中など、すべてを一貫性のある状態に移行することが必要になるまで延期されます。
このセクションでは、デフォルトの種類の MySQL テーブル (InnoDB
テーブルとも呼ばれます) での I/O とディスク領域に関する主な考慮事項について説明します。
クエリーパフォーマンスを向上させるために使用されるバックグラウンド I/O の量の制御。
追加の I/O を削減する代わりに耐久性を向上させる機能の有効化または無効化。
テーブルの、多数の小さなファイル、いくつかのより大きなファイル、またはその両方の組み合わせへの編成。
Redo ログファイルのサイズと、ログファイルがいっぱいになったときに発生する I/O アクティビティーとのバランス。
テーブルを最適なクエリーパフォーマンスのために再編成する方法。