Documentation Home
MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
Download this Manual
PDF (US Ltr) - 26.8Mb
PDF (A4) - 26.9Mb
HTML Download (TGZ) - 7.1Mb
HTML Download (Zip) - 7.2Mb


MySQL 5.6 リファレンスマニュアル  /  ...  /  インストールする MySQL のバージョンと配布の選択

2.1.2 インストールする MySQL のバージョンと配布の選択

MySQL のインストールを準備する際、使用するバージョン、およびインストールに使用する配布の形式 (バイナリまたはソース) を決定してください。

まず、開発リリースまたは GA リリースのどちらをインストールするかを決定します。開発リリースには最新の機能がありますが、本番での使用は推奨されません。GA (一般提供) リリースは本番または安定リリースとも呼ばれ、本番での使用を意図しています。最新の GA リリースを使用することを推奨します。

MySQL 5.6 の命名スキームでは、mysql-5.6.1-m1 のように 3 つの数字とサフィクスで構成されるリリース名を使用します。リリース名の番号は次のように解釈されます。

  • 最初の (5) はメジャーバージョンおよびファイル形式を表します。MySQL 5 のすべてのリリースのファイル形式は同じです。

  • 2 番目の番号 (6) はリリースレベルです。メジャーバージョン番号とリリースレベルは、合わせてリリースのシリーズ番号を表します。

  • 3 番目の番号 (1) はリリースシリーズ内でのバージョン番号です。これは新しいリリース毎に数が増えます。一般的には、選択したシリーズの最新のバージョンを使用します。

マイナーな更新が行われるたびに、バージョン文字列の最後の数字が大きくなります。メジャーな機能の追加あるいは旧バージョンとのマイナーな非互換性が加えられた場合には、バージョン文字列の 2 番目の番号が大きくなります。ファイル形式が変更になった場合、最初の番号の値が増えます。

リリース名には、リリースの安定性を示すサフィクスが含まれる場合もあります。シリーズ内のリリースは、サフィクスが順に進展していくことで、安定性レベルの改善を示します。サフィクスには次のようなものがあります。

  • サフィクスがない場合、そのリリースは一般提供 (GA) すなわち本番リリースを意味します。GA リリースは安定しており、それまでのリリース段階をすべて合格したもので、信頼性があり重大なバグのない、本番システムの使用に適したものだと認識されています。そのリリースには、重大なバグ修正のみが適用されます。

  • mN (m1m2m3、など) は、マイルストーン番号を表します。MySQL の開発では、マイルストーンモデルを使用し、各マイルストーンは、徹底的にテストされた機能の小規模なサブセットにしっかりと焦点を当てた、少数のバージョンを進展していきます。あるマイルストーンのリリース後、開発は次の小規模な機能セット (これも徹底的にテストされます) に焦点を当てて、別の少数のリリースに進みます。マイルストーンリリース内の機能は、試作レベルの品質であるとみなされます。

  • rc はリリース候補を意味します。リリース候補は安定しているとみなされ、MySQL の社内のすべてのテストに合格したもので、すべての既知の致命的なランタイムのバグは修正されています。しかしながら、これらのリリースはすべてのバグが特定されたと確信するに足る広範な使用事例を経たものではありません。マイナーな修正のみが追加されています。

インストールする MySQL のバージョンが決まったら、オペレーティングシステムにインストールする配布を決定しなければなりません。ほとんどのユースケースでは、バイナリ配布を選択するのが適切です。バイナリ配布は、Linux の RPM パッケージや OS X の DMG パッケージなど、多くのプラットフォームでネイティブ形式が利用可能です。配布は、Zip アーカイブや圧縮 tar ファイルなど、より一般的な形式でも利用可能です。Windows では、MySQL Installer を使用してバイナリ配布をインストールできます。

環境によっては、MySQL をソースの配布でインストールしたほうがよい場合もあります。

  • MySQL を明示的な場所にインストールしたい場合。標準のバイナリの配布はインストールの場所にかかわらずすぐに動作しますが、MySQL コンポーネントを希望する場所に配置することで柔軟性をさらに向上させる必要に駆られる場合があります。

  • mysqld を、標準のバイナリの配布には含まれていない機能が確実に使用できるように構成したい場合。機能が確実に使用できるようにするためのもっとも一般的な予備オプションの一覧を次に示します。

    • TCP ラッパーサポートのための -DWITH_LIBWRAP=1

    • 圧縮に依存する機能のための -DWITH_ZLIB={system|bundled}

    • デバッグサポートのための -DWITH_DEBUG=1

    詳細は セクション2.9.4「MySQL ソース構成オプション」 を参照してください。

  • mysqld を、標準のバイナリの配布に含まれる一部の機能を使用しないように構成する場合。たとえば、配布は通常すべての文字セットをサポートするようにコンパイルされています。小規模な MySQL Server を希望される場合、必要な文字セットのみのサポートで再コンパイルできます。

  • いずれかの Git リポジトリから最新のソースを使用して、現在のすべてのバグ修正にアクセスできるようにする場合。たとえば、バグが見つかりそれを MySQL の開発チームにレポートすると、バグ修正がソースのリポジトリにコミットされ、そこにアクセスできます。バグの修正は、リリースが実際に公開されるまでそのリリースには表示されません。

  • MySQL を構成する C および C++ コードを読んだり修正したりする場合。この目的のためには、ソースの配布を取得するとよいでしょう。

  • ソースの配布には、バイナリの配布より多くのテストおよび例が含まれています。


User Comments
User comments in this section are, as the name implies, provided by MySQL users. The MySQL documentation team is not responsible for, nor do they endorse, any of the information provided here.
Sign Up Login You must be logged in to post a comment.