パフォーマンススキーマでは、データの収集または生成に相互排他ロックを使用できないので、一貫性は保証されず、適切な結果にならないことがあります。performance_schema
テーブルのイベント値は、非決定的であり、反復不可です。
別のテーブルにイベント情報を保存した場合、元のイベントはあとから利用できません。たとえば、performance_schema
テーブルから一時テーブルにイベントを選択し、あとからそのテーブルと元のテーブルを結合させる場合、一致するものがない可能性があります。
mysqldump と BACKUP DATABASE
は、performance_schema
データベース内のテーブルを無視します。
performance_schema
データベース内のテーブルは、LOCK TABLES
でロックできませんが、setup_
テーブルは除きます。
xxx
performance_schema
データベース内のテーブルにインデックスを設定できません。
performance_schema
データベース内のテーブルを参照するクエリーの結果は、クエリーキャッシュに保存されません。
performance_schema
データベース内のテーブルは複製されません。
パフォーマンススキーマは、libmysqld
組み込みサーバーでは利用できません。
タイマーの種類は、プラットフォームごとに異なります。performance_timers
テーブルは使用可能なイベントタイマーを示します。特定のタイマー名に対するこのテーブルでの値が NULL
の場合、そのタイマーはプラットフォームでサポートされていません。
ストレージエンジンに適用されるインストゥルメントは、すべてのストレージエンジンに実装されていないことがあります。各サードパーティーエンジンのインストゥルメンテーションはエンジン管理者の責任です。