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MySQL 8.0 リファレンスマニュアル
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25.4.4 イベントメタデータ

イベントに関するメタデータを取得するには:

イベントスケジューラの時間表現

MySQL の各セッションには、セッションタイムゾーン (STZ) があります。 これは、セッションの開始時にサーバーの time_zone グローバル値から初期化される time_zone セッション値ですが、セッション中に変更される可能性があります。

CREATE EVENT または ALTER EVENT ステートメントが実行するときに使用されているセッションタイムゾーンが、イベント定義で指定されている時間の解釈に使用されます。 これがイベントタイムゾーン (ETZ) になります。つまり、イベントのスケジュール設定に使用され、イベントが実行するときにそのイベント内で有効になるタイムゾーンになります。

データディクショナリでのイベント情報の表現では、execute_atstarts および ends の時間は UTC に変換され、イベントタイムゾーンとともに格納されます。 これにより、サーバータイムゾーンまたはサマータイムの影響に対し生じた変更とは無関係に、定義されたとおりにイベントの実行を処理できます。 last_executed 時間も UTC で格納されます。

イベント時間は、INFORMATION_SCHEMA.EVENTS テーブルまたは SHOW EVENTS から選択することで取得できますが、ETZ または STZ 値としてレポートされます。 次の表は、イベント時間の表現をまとめています。

INFORMATION_SCHEMA.EVENTS SHOW EVENTS
Execute at ETZ ETZ
Starts ETZ ETZ
Ends ETZ ETZ
Last executed ETZ 該当なし
Created STZ 該当なし
Last altered STZ 該当なし