PDF (US Ltr)
- 26.8Mb
PDF (A4)
- 26.8Mb
INNODB_LOCK_WAITS
テーブルには、ブロックされている InnoDB
トランザクションごとに 1 つ以上の行が含まれ、トランザクションで要求したロックと、その要求をブロックしているすべてのロックを示します。
表 21.6 INNODB_LOCK_WAITS のカラム
カラム名 | 説明 |
---|---|
REQUESTING_TRX_ID |
要求しているトランザクションの ID。 |
REQUESTED_LOCK_ID |
トランザクションが待機しているロックの ID。ロックに関する詳細は、LOCK_ID で INNODB_LOCKS と結合することによって参照できます。 |
BLOCKING_TRX_ID |
ブロックしているトランザクションの ID。 |
BLOCKING_LOCK_ID |
別のトランザクションが処理できないようにブロックしているトランザクションが保持しているロックの ID。ロックに関する詳細は、LOCK_ID で INNODB_LOCKS と結合することによって参照できます。 |
例:
mysql> SELECT * FROM INFORMATION_SCHEMA.INNODB_LOCK_WAITS \G
*************************** 1. row ***************************
requesting_trx_id: 3396
requested_lock_id: 3396:91:3:2
blocking_trx_id: 3395
blocking_lock_id: 3395:91:3:2
1 row in set (0.00 sec)
注:
このテーブルを使用すると、負荷の大きな同時ロードの時間中に生じるパフォーマンスの問題の診断に役立ちます。その内容は、セクション14.14.2.3「InnoDB トランザクションおよびロックテーブルのデータ永続性および一貫性」で説明しているように更新されます。
DESCRIBE
またはSHOW COLUMNS
を使用して、データ型とデフォルト値を含む、このテーブルのカラムに関する追加情報を表示します。このテーブルをクエリーするには
PROCESS
権限が必要です。使用法については、セクション14.14.2.1「InnoDB トランザクションおよびロックテーブルの使用例」を参照してください。