INNODB_CMPMEM
および INNODB_CMPMEM_RESET
テーブルには、バッファープール内に存在する圧縮ページに関するステータス情報が含まれています。圧縮テーブルおよびバッファープールの使用の詳細は、セクション14.7「InnoDB 圧縮テーブル」を参照してください。INNODB_CMP
および INNODB_CMP_RESET
テーブルでは、圧縮に関するより役立つ統計が提供されます。
内部の詳細
InnoDB
は、バディーアロケータシステムを使用して、1K バイトから 16K バイトまでのさまざまなサイズのページに割り当てられたメモリーを管理します。ここで説明されている 2 つのテーブルの各行は、1 つのページサイズに対応します。
INNODB_CMPMEM
および INNODB_CMPMEM_RESET
テーブルの内容は同じですが、INNODB_CMPMEM_RESET
から読み取ると、再配置操作に関する統計がリセットされます。たとえば、INNODB_CMPMEM_RESET
の出力を 60 分に 1 回アーカイブした場合は、1 時間ごとの統計が表示されます。INNODB_CMPMEM_RESET
を読み取らないように注意して、代わりに INNODB_CMPMEM
の出力をモニターした場合は、InnoDB
が起動されてからの累積された統計が表示されます。
テーブル定義については、セクション21.29.3「INFORMATION_SCHEMA INNODB_CMPMEM および INNODB_CMPMEM_RESET テーブル」を参照してください。