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このセクションで説明されている関数は、引数として 2 つの幾何図形を受け取り、それらの間の定性的または定量的な関係を返します。
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OpenGIS 仕様では、2 つの幾何値間の関係をテストする一連の関数が定義されています。MySQL は最初、これらの関数を実装することにより、オブジェクトの最小外接矩形 (MBR) を使用し、対応する MBR ベースの関数と同じ結果を返していました。たとえば、
Contains()
とMBRContains()
は同じ結果を返します。(例外:Crosses()
は存在しますが、MBRCrosses()
は存在しません。)MySQL 5.6.1 の時点では、正確なオブジェクト形状を使用する対応するバージョンを使用できます。これらのバージョンの名前には
ST_
プリフィクスが付けられています。たとえば、Contains()
が最小外接矩形を使用するのに対して、ST_Contains()
はオブジェクト形状を使用します。MySQL 5.6.1 の時点では、すでに正確であった既存の空間関数のための
ST_
エイリアスも存在します。たとえば、ST_IsEmpty()
はIsEmpty()
のエイリアスです。さらに、ST_Distance()
も使用できます。 2 つの幾何値間の関係をテストするには、MySQL 固有の一連の MBR ベースの関数を使用できます。