18.5.8 MySQL Cluster のシングルユーザーモード

シングルユーザーモードにより、データベース管理者はデータベースシステムへのアクセスを、MySQL サーバー (SQL ノード) や ndb_restore のインスタンスなど単一の API ノードに制限できます。シングルユーザーモードに入ると、その他のすべての API ノードへの接続が正常に閉じられ、実行中のトランザクションがすべて中止されます。新しいトランザクションの開始は許可されません。

クラスタがシングルユーザーモードに入ると、指定された API ノードにのみデータベースへのアクセス権が付与されます。

ndb_mgm クライアントで ALL STATUS コマンドを使用すると、クラスタがシングルユーザーモードに入ったタイミングを確認できます。また、ndbinfo.nodes テーブルの status カラムをチェックすることもできます (詳細は、セクション18.5.10.18「ndbinfo nodes テーブル」を参照してください)。

例:

ndb_mgm> ENTER SINGLE USER MODE 5

このコマンドが実行され、クラスタがシングルユーザーモードに入ると、ノード ID が 5 の API ノードがクラスタで許可された唯一のユーザーになります。

前述のコマンドで指定されたノードは API ノードである必要があるため、その他のノードタイプを指定しようとしても拒否されます。

注記

前述のコマンドが呼び出されると、指定されたノードで実行されているすべてのトランザクションが中止され、接続が閉じられるため、サーバーを再起動する必要があります。

EXIT SINGLE USER MODE コマンドは、クラスタのデータノードの状態をシングルユーザーモードから通常モードに変更します。接続を待機している (つまり、クラスタの準備ができ、使用可能になるまで待機している) MySQL サーバーなどの API ノードは、接続が再度許可されます。単一ユーザーノードとして指定された API ノードは、状態の変更中および変更後も引き続き実行されます (まだ接続されている場合)。

例:

ndb_mgm> EXIT SINGLE USER MODE

シングルユーザーモードでの実行時にノードの障害を処理する際には、次の 2 つの方法が推奨されています。

  • 方法 1:

    1. シングルユーザーモードのトランザクションをすべて終了します

    2. EXIT SINGLE USER MODE コマンドを発行します

    3. クラスタのデータノードを再起動します

  • 方法 2:

    シングルユーザーモードに入る前にデータベースノードを再起動します。


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