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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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18.6.2 MySQL Cluster レプリケーションの一般要件

レプリケーションチャネルには、レプリケーションサーバーとして動作する 2 台の MySQL サーバー (マスターとスレーブ用に各 1 台) が必要です。たとえば、2 つのレプリケーションチャネルを持つレプリケーションを設定する場合 (冗長性の確保に予備のチャネルを用意)、合計で 4 つのレプリケーションノード (クラスタごとに 2 つのノード) になります。

このセクション以降で説明する MySQL Cluster のレプリケーションは、行ベースのレプリケーションに依存しています。つまり、レプリケーションマスターの MySQL サーバーは、セクション18.6.6「MySQL Cluster レプリケーションの起動 (レプリケーションチャネルが 1 つ)」で説明のとおり、--binlog-format=ROW または --binlog-format=MIXED で動作している必要があります。行ベースのレプリケーションの一般的な情報は、セクション17.1.2「レプリケーション形式」を参照してください。

重要

--binlog-format=STATEMENTで MySQL Cluster レプリケーションを使用しようとすると、マスターの ndb_binlog_index テーブルおよびスレーブの ndb_apply_status テーブルの epoch カラムが更新されないため、レプリケーションは正常に動作しません (セクション18.6.4「MySQL Cluster レプリケーションスキーマとテーブル」を参照してください)。その代わり、レプリケーションマスターとして動作する MySQL サーバーでの更新のみがスレーブに伝播され、マスタークラスタのほかの SQL ノードからの更新は複製されません。

MySQL Cluster NDB 7.3 の --binlog-format オプションのデフォルト値は MIXED です。

どちらかのクラスタのレプリケーションに使用される各 MySQL サーバーは、どちらかのクラスタに参加している MySQL レプリケーションサーバーの中で一意に識別される必要があります (マスターおよびスレーブの両方のクラスタにあるレプリケーションサーバーは同じ ID を共有できません)。これは、--server-id=id オプションを使用して各 SQL ノードを起動して、実行できます。ここで、id は一意の整数です。必須ではありませんが、ここでは、すべての MySQL Cluster のバイナリは同じリリースバージョンのバイナリであるものとします。

MySQL レプリケーションでは通常、使用するレプリケーションプロトコルおよびサーバーがサポートする SQL 機能セットの両方のバージョンに関与する両方の MySQL サーバー (mysqld プロセス) に互換性がある必要があります (セクション17.4.2「MySQL バージョン間のレプリケーション互換性」を参照してください)。これは、MySQL Cluster のバイナリと MySQL Server 5.6 のディストリビューションのバイナリでの違いとして、MySQL Cluster のレプリケーションでは、両方の mysqld バイナリを MySQL Cluster ディストリビューションのバイナリにするという追加の要件があるためです。mysqld サーバーの互換性を確保するもっとも単純で容易な方法は、マスターとスレーブのすべての mysqld バイナリに、同じ MySQL Cluster のディストリビューションを使用することです。

スレーブのサーバーまたはクラスタはマスターのレプリケーション専用であり、ほかのデータは保存されていないものとします。

注記

ステートメントベースのレプリケーションを使用すると MySQL Cluster を複製できます。ただし、この場合、次の制限が適用されます。

  • マスターとして動作しているクラスタでのデータ行へのすべての更新は、単一の MySQL サーバーに対して行う必要があります。

  • 複数の同時 MySQL レプリケーションプロセスを使用してクラスタを複製することはできません。

  • SQL レベルで行われた変更のみが複製されます。

これらは、行ベースのレプリケーションと対照的に、ステートメントベースのレプリケーションのその他の制限事項に追加されます。2 つのレプリケーション形式の間の違いに関する詳細な情報については、セクション17.1.2.1「ステートメントベースおよび行ベースレプリケーションのメリットとデメリット」を参照してください。


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