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27.12.11.12 binary_log_transaction_compression_stats テーブル

このテーブルは、バイナリログおよびリレーログに書き込まれたトランザクションペイロードの統計情報を示しており、バイナリログトランザクション圧縮を有効にした場合の影響を計算するために使用できます。 バイナリログトランザクションの圧縮については、セクション5.4.4.5「バイナリログトランザクション圧縮」 を参照してください。

binary_log_transaction_compression_stats テーブルは、サーバーインスタンスにバイナリログがあり、システム変数 binlog_transaction_compression が ON に設定されている場合にのみ移入されます。 統計には、サーバーの起動時またはテーブルの切り捨て時からバイナリログおよびリレーログに書き込まれたすべてのトランザクションが含まれます。 圧縮されたトランザクションは使用される圧縮アルゴリズムによってグループ化され、圧縮されていないトランザクションは NONE として示された圧縮アルゴリズムとともにグループ化されるため、圧縮率を計算できます。

binary_log_transaction_compression_stats テーブルには、次のカラムがあります:

• LOG_TYPE

  これらのトランザクションがバイナリログに書き込まれたかリレーログに書き込まれたか。

• COMPRESSION_TYPE

  トランザクションペイロードの圧縮に使用される圧縮アルゴリズム。 NONE は、これらのトランザクションのペイロードが圧縮されなかったことを意味します。これは、多くの状況で適切です (セクション5.4.4.5「バイナリログトランザクション圧縮」 を参照)。

• TRANSACTION_COUNTER

  この圧縮タイプでこのログタイプに書き込まれたトランザクションの数。

• COMPRESSED_BYTES

  圧縮され、圧縮後にこの圧縮タイプでこのログタイプに書き込まれた合計バイト数。

• UNCOMPRESSED_BYTES

  このログタイプおよびこの圧縮タイプの圧縮前の合計バイト数。

• COMPRESSION_PERCENTAGE

  このログタイプおよびこの圧縮タイプの圧縮率で、パーセンテージで表されます。

• FIRST_TRANSACTION_ID

  この圧縮タイプでこのログタイプに書き込まれた最初のトランザクションの ID。

• FIRST_TRANSACTION_COMPRESSED_BYTES

  圧縮後に最初のトランザクションで圧縮されてログに書き込まれた合計バイト数。

• FIRST_TRANSACTION_UNCOMPRESSED_BYTES

  最初のトランザクションの圧縮前の合計バイト数。

• FIRST_TRANSACTION_TIMESTAMP

  最初のトランザクションがログに書き込まれたときのタイムスタンプ。

• LAST_TRANSACTION_ID

  この圧縮タイプでこのログタイプに書き込まれた最新のトランザクションの ID。

• LAST_TRANSACTION_COMPRESSED_BYTES

  圧縮後にカウントされた、圧縮されて最新のトランザクションのログに書き込まれた合計バイト数。

• LAST_TRANSACTION_UNCOMPRESSED_BYTES

  最新のトランザクションの圧縮前の合計バイト数。

• LAST_TRANSACTION_TIMESTAMP

  最新のトランザクションがログに書き込まれたときのタイムスタンプ。

binary_log_transaction_compression_stats テーブルには次のインデックスがあります:

• なし

TRUNCATE TABLE は binary_log_transaction_compression_stats テーブルに対して許可されています。