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mysql_config は、MySQ クライアントをコンパイルして MySQL に接続するのに有用な情報を提供します。 シェルスクリプトであるため、Unix および Unix 類似システムでのみ使用可能です。
pkg-config を mysql_config のかわりに使用して、MySQL アプリケーションのコンパイルに必要なコンパイラフラグやリンクライブラリなどの情報を取得できます。 詳細は、Building C API Client Programs Using pkg-configを参照してください。
mysql_config は次のオプションをサポートします。
-
libmysqlclient
ライブラリのコンパイルに使用される、インクルードファイルを検索するための C コンパイラフラグおよび重要なコンパイラフラグおよび定義。 返されるオプションは、ライブラリが作成されたときに使用された特定のコンパイラに結びついており、ユーザー自身のコンパイラ設定ではクラッシュする場合があります。 インクルードパスのみを含むより移植性の高いオプションには、--include
を使用します。 -
--cflags
と同様ですが、C++ コンパイラフラグ用です。 -
MySQL インクルードファイルを検出するためのコンパイラオプション。
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MySQL クライアントライブラリにリンクするために必要なライブラリおよびオプション。
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スレッドセーフな MySQL クライアントライブラリにリンクするために必要なライブラリおよびオプション。 In MySQL 8.0 ではすべてのクライアントライブラリはスレッドセーフであるため、このオプションを使用する必要はありません。 すべての場合に
--libs
オプションを使用できます。 -
MySQL の構成時に定義される、デフォルトのプラグインディレクトリパス名。
-
MySQL の構成時に定義される、デフォルトの TCP/IP ポート番号。
-
MySQL の構成時に定義される、デフォルトの Unix ソケットファイル。
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指定された構成変数の値を表示します。 許可される
var_name
値は、pkgincludedir
(ヘッダーファイルディレクトリ)、pkglibdir
(ライブラリディレクトリ) およびplugindir
(プラグインディレクトリ) です。 -
MySQL 配布のバージョン番号。
mysql_config をオプションなしで呼び出すと、サポートされるすべてのオプションおよびそれらの値のリストが表示されます。
shell> mysql_config
Usage: /usr/local/mysql/bin/mysql_config [options]
Options:
--cflags [-I/usr/local/mysql/include/mysql -mcpu=pentiumpro]
--cxxflags [-I/usr/local/mysql/include/mysql -mcpu=pentiumpro]
--include [-I/usr/local/mysql/include/mysql]
--libs [-L/usr/local/mysql/lib/mysql -lmysqlclient
-lpthread -lm -lrt -lssl -lcrypto -ldl]
--libs_r [-L/usr/local/mysql/lib/mysql -lmysqlclient_r
-lpthread -lm -lrt -lssl -lcrypto -ldl]
--plugindir [/usr/local/mysql/lib/plugin]
--socket [/tmp/mysql.sock]
--port [3306]
--version [5.8.0-m17]
--variable=VAR VAR is one of:
pkgincludedir [/usr/local/mysql/include]
pkglibdir [/usr/local/mysql/lib]
plugindir [/usr/local/mysql/lib/plugin]
バックティックを使用してコマンドライン内で mysql_config を使用し、特定のオプションに対して生成される出力を含めることができます。 たとえば。MySQL クライアントプログラムのコンパイルおよびリンクを行うには、mysql_config を次のように使用します。
gcc -c `mysql_config --cflags` progname.c
gcc -o progname progname.o `mysql_config --libs`