次のセクションでは、スレッドプールプラグインに関連付けられた INFORMATION_SCHEMA
テーブルについて説明します。スレッドプール操作に関する情報を示します。
TP_THREAD_STATE
: スレッドプールのスレッド状態に関する情報TP_THREAD_GROUP_STATE
: スレッドプールのスレッドグループ状態に関する情報TP_THREAD_GROUP_STATS
: スレッドグループ統計
これらのテーブル内の行は、特定時点のスナップショットを表します。TP_THREAD_STATE
の場合、スレッドグループのすべての行で特定時点のスナップショットを構成します。そのため、MySQL Server では、スナップショットの生成中にスレッドグループの相互排他ロックを保持します。ただし、TP_THREAD_STATE
に対するステートメントが MySQL Server 全体をブロックできないようにするため、すべてのスレッドグループで同時に相互排他ロックを保持することはありません。
スレッドプール INFORMATION_SCHEMA
テーブルは、個々のプラグインによって実装され、特定のテーブルをロードするかどうかは、ほかのテーブルとは無関係に決定できます (セクション8.11.6.1「スレッドプールコンポーネントとインストール」を参照してください)。ただし、すべてのテーブルの内容は、有効なスレッドプールプラグインに応じて異なります。テーブルプラグインが有効だが、スレッドプールプラグインが有効ではない場合、テーブルは表示可能になり、アクセス可能ですが、空になります。