準同期レプリケーションへの管理インタフェースにはいくつかのコンポーネントがあります。
準同期機能を実装する 2 つのプラグイン。マスター側に 1 つのプラグイン、スレーブ側に 1 つあります。
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プラグインの動作を制御するシステム変数。例:
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rpl_semi_sync_master_enabled
準同期レプリケーションがマスター上で有効かどうかを制御します。プラグインを有効または無効にするには、この変数をそれぞれ 1 または 0 に設定します。デフォルトは 0 (オフ) です。
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rpl_semi_sync_master_timeout
タイムアウトが発生して非同期レプリケーションに戻すまでに、スレーブからの肯定応答のコミットをマスターが待機する時間を制御する、ミリ秒単位の値。デフォルト値は 10000 (10 秒) です。
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rpl_semi_sync_slave_enabled
rpl_semi_sync_master_enabled
に似ていますが、スレーブプラグインを制御します。
すべての
rpl_semi_sync_
システム変数はセクション5.1.4「サーバーシステム変数」で説明されています。xxx
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準同期レプリケーションモニタリングを有効にするステータス変数。例:
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Rpl_semi_sync_master_clients
準同期スレーブの数。
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Rpl_semi_sync_master_status
準同期レプリケーションがマスター上で現在動作中であるかどうか。プラグインが有効になっていてコミット通知が発生していない場合、値は 1 です。プラグインが有効になっていないか、コミット通知タイムアウトによりマスターが非同期レプリケーションに戻った場合、これは 0 です。
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Rpl_semi_sync_master_no_tx
スレーブによって正しく認証されなかったコミット数。
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Rpl_semi_sync_master_yes_tx
スレーブによって正しく認証されたコミットの数。
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Rpl_semi_sync_slave_status
準同期レプリケーションがスレーブ上で現在動作中かどうか。プラグインが有効になっていて、スレーブ I/O スレッドが実行中の場合は 1、それ以外の場合は 0 です。
すべての
Rpl_semi_sync_
ステータス変数はセクション5.1.6「サーバーステータス変数」で説明されています。xxx
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システムおよびステータス変数は、該当するマスターまたはスレーブプラグインが INSTALL PLUGIN
でインストールされた場合にのみ利用できます。