int mysql_options4(MYSQL *mysql, enum mysql_option option, const void *arg1, const void *arg2)
説明
mysql_options4()
は mysql_options()
と似ていますが、追加の 4 番目の引数があり、2 番目の引数に指定されたオプションに 2 つの値を渡せるようにしています。この関数は、MySQL 5.6.6 で追加されました。
次のリストに許可されるオプション、それらの効果、および arg1
と arg2
の使用方法について説明します。
-
MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_ADD
(引数の型:char *, char *
)このオプションは、接続時にサーバーに渡される現在の接続属性のセットに、鍵/値ペアを追加します。どちらの引数も NULL 終端文字列へのポインタです。最初と 2 番目の文字列は、鍵と値をそれぞれ示します。現在の接続属性のセットに、鍵がすでに存在する場合、エラーが発生します。既存のキーとのキー名の比較は大文字と小文字が区別されます。
下線 (
_
) で始まる鍵名は、内部使用のために予約されているため、アプリケーションプログラムで使用しないでください。mysql_options()
関数の説明のMYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_RESET
MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_DELETE
オプションの説明も参照してください。接続属性は、
session_connect_attrs
およびsession_account_connect_attrs
パフォーマンススキーマテーブル経由で公開されます。セクション22.9.8「パフォーマンススキーマ接続属性テーブル」を参照してください。
戻り値
成功の場合はゼロ。不明なオプションを指定した場合はゼロ以外。
例
この例は、接続属性を指定する呼び出しを示しています。
MYSQL mysql;
mysql_init(&mysql);
mysql_options(&mysql,MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_RESET, 0);
mysql_options4(&mysql,MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_ADD, "key1", "value1");
mysql_options4(&mysql,MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_ADD, "key2", "value2");
mysql_options4(&mysql,MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_ADD, "key3", "value3");
mysql_options(&mysql,MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_DELETE, "key1");
if (!mysql_real_connect(&mysql,"host","user","passwd","database",0,NULL,0))
{
fprintf(stderr, "Failed to connect to database: Error: %s\n",
mysql_error(&mysql));
}
mysql_options(&mysql,MYSQL_OPT_CONNECT_ATTR_RESET, 0);