PDF (US Ltr)
- 26.8Mb
PDF (A4)
- 26.8Mb
ソースファイルシステムで MySQL を構成するのは、複製する予定のファイルシステムでデータを作成する場合です。次の例の構成ファイルは /scratchpool/mysql-data
をデータディレクトリとして使用するように更新されたので、テーブルを初期化できます。
root-shell> mysql_install_db --defaults-file=/etc/mysql/5.5/my.cnf --user=mysql
初期情報を同期するには、新しいスナップショットを実行してから、zfs send
を使用して増分スナップショットをスレーブに送信します。
root-shell> zfs snapshot scratchpool@snap2
root-shell> zfs send -i scratchpool@snap1 scratchpool@snap2|ssh id@host pfexec zfs recv slavepool
slavepool
の MySQL データディレクトリを調べることで、スレーブにデータがあることをダブルチェックします。
root-shell> ls -al /slavepool/mysql-data/
これで、MySQL を起動し、何らかのデータを作成し、zfs send
/ zfs recv
を使用して変更をスレーブに複製して変更を同期できます。
同期を実行する頻度は、アプリケーションと環境によって異なります。制限は、スナップショットを実行してからネットワークに変更を送信するために必要な速度です。
プロセスを自動化するには、スナップショットを実行し、送信し、操作を受信するスクリプトを作成し、cron
を使用して特定の時間または間隔で変更を同期します。