仮想化は、クラウドコンピューティングの基盤を提供しながらデータセンターの効率性と高可用性を実現できる重要な技術です。MySQL Enterprise Edition を Oracle Linux、Oracle VM テンプレートに統合することが、仮想化された MySQL インスタンスをプロビジョニングするためのもっとも高速かつ簡単で信頼性の高い方法であり、ユーザーは高可用性サービスに対する膨大の重要を満たすことができます。
Oracle VM テンプレートは迅速な配備が可能で、手動による構成作業をなくすことができます。Oracle Linux および Oracle VM で動作し、本番使用向けに認定された、インストール済みかつ事前構成済みの仮想化された MySQL 5.5 Enterprise Edition ソフトウェアイメージを提供します。MySQL ソフトウェアイメージは、広範な統合および品質保証テストを開発プロセスの一部として受けてきました。
迅速なプロビジョニングに加えて、MySQL ユーザーは、厳しい SLA (サービスレベル契約) の要求を以下と組み合わせて組織が実現するように設計された Oracle VM の統合された高可用性機能のメリットも受けることができます。
障害からの自動リカバリ。Oracle VM は、物理サーバー、VM、または MySQL データベースの停止後に、サーバープールの使用可能なサーバーで障害が起きたインスタンスを自動的に再起動します。
ライブ移行。運用スタッフは、MySQL の動作中インスタンスを保守作業中にサーバープール内の代替ホストに移動できます。
Oracle VM Template for MySQL Enterprise の作成、配備、および使用に関する説明は、次から入手できます。
Oracle VM Template for MySQL Enterprise のホワイトペーパー: http://www.mysql.com/why-mysql/white-papers/mysql_wp_oracle-vm-template-for-mee.php.
テンプレートのダウンロードに添付される README ファイル。
Oracle VM Template for MySQL Enterprise をダウンロードするには、https://edelivery.oracle.com/oraclevmに移動して次の指示に従ってください。
登録情報 (氏名、会社名、電子メールアドレス、国名) を入力してダウンロードの承諾をクリックします。
「Select a Product Pack」プルダウンメニューから「Oracle VM Templates」を選択して、「Go」をクリックします。
Oracle VM Template のリストから MySQL Enterprise を選択します。
ファイルをダウンロードして解凍し、その後の指示について README を参照してください。