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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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16.6.2.2 名前空間の使用

memcached キャッシュは非常に単純かつ大規模なキー/値ストレージシステムであるため、データを異なるセクションに区分化する手段がありません。たとえば、MySQL データベースから返される一意の ID によって情報を格納する場合、2 つの異なるテーブルからデータを格納すると、同じ ID が両方のテーブルで有効になるため、問題が発生する可能性があります。

一部のインタフェースには、情報をキャッシュに格納するときに名前空間を作成するための自動メカニズムが用意されています。これらの名前空間は、実際には、値がキャッシュに格納されるたび、または値がキャッシュから取得されるたびに特定の ID の前に付けられる単なるプリフィクスです。

オブジェクトを記述するキーと、オブジェクトの格納時にキーの内部に指定する一意の識別子を使用することで、この同じ基本原則を実装できます。たとえば、ユーザーデータを格納するときは、ユーザーの ID に user:user- のようなプリフィクスを付けます。

注記

名前空間やプリフィクスを使用して制御されるのは、格納または取得されるキーだけです。memcached 内にはセキュリティーがないため、特定のクライアントのみが特定の名前空間を持つキーにアクセスできるようにする方法はありません。名前空間は、データを識別し、キー/値ペアの破損を防止する手段としてのみ有効です。