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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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16.6.2.1 memcached の配備

memcached を使用するときは、いくつかの異なる可能な配備戦略とトポロジを使用できます。使用する正確な戦略は、アプリケーションと環境によって異なります。システム内に memcached を配備するためのシステムを開発するときは、次の点に留意してください。

  • memcached はキャッシュメカニズムに過ぎません。消失したり、別の場所からロードしたりできない情報の格納に使用しないでください。

  • memcached プロトコルにはセキュリティーが組み込まれていません。最低でも、memcached を実行しているサーバーがネットワークの内部からのみアクセス可能であり、使用されるネットワークポートが (ファイアウォールなどを使用して) ブロックされることを確認してください。memcached サーバーに格納されている情報の機密性が高い場合は、その情報を memcached に格納する前に暗号化してください。

  • memcached には、どのようなフェイルオーバーも用意されていません。これは、異なる memcached インスタンス間で通信が行われないためです。あるインスタンスに障害が発生した場合、アプリケーションはそのインスタンスをリストから削除し、データを再ロードして、別の memcached インスタンスにデータを書き込む必要があります。

  • これらのタスクに異なる複数の物理マシンを使用すると、クライアントと memcached 間の待機時間に問題が発生する可能性があります。待機時間に問題が発生した場合は、memcached インスタンスをクライアントに移動してください。

  • キーの長さは memcached サーバーによって決定されます。デフォルトの最大キーサイズは 250 バイトです。

  • 特にクライアントが複数ある場合は、単一障害点を回避するため、少なくとも 2 つの memcached インスタンスを使用してください。できるかぎり多くの memcached ノードを作成するのが理想的です。memcached インスタンスをプールに追加したり、プールから削除したりすると、キー/値ペアのハッシュ化と分布に影響する可能性があります。問題を回避する方法については、セクション16.6.2.4「memcached のハッシュ化/分布タイプ」を参照してください。


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