標準オプションは、一般的な性質を持つオプションまたは、ほかの特定のオプショングループに分類されないオプションです。
次に、標準オプションのリストを示します。
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次の標準オプションは、mysql コマンドにも存在します。これらのオプションの完全な説明については、「サーバーオプションおよび変数リファレンス」などからアクセス可能な MySQL リファレンスマニュアルを参照してください。これらのオプションは、残りの標準オプションを含めて、ほかのすべての mysqlbackup オプションの前に指定する必要があります。
--print-defaults Print the program argument list and exit. --no-defaults Don't read default options from any option file. --defaults-file=PATH Only read default options from the given file. It has to be the first option to be specified, if used. --defaults-extra-file=PATH Read this file after the global files are read. --defaults-group-suffix=str Also read option groups with the usual names and a suffix of str.
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さらに次のオプションは、mysqlbackup と mysql で共通しており、それらの完全な説明については、「サーバーオプションおよび変数リファレンス」からアクセス可能な MySQL リファレンスマニュアルを参照してください。ただし、mysqlbackup では、mysql と異なり、これらのオプションの短縮形を受け付けません (たとえば、mysqlbackup では、
-h
の代わりに--help
を使用する必要があります)。--help Display help. --version Display version information --verbose Print more verbose information. --debug Print debug information.
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mysqlbackup ではより多くの標準オプションを使用できます。
--force Force operations such as overwrite files, create backup directory. --trace=level Trace level of messages by mysqlbackup.
--force
: デフォルトで、一部の操作では、既存のファイルに書き込むように伝えると、ユーザーデータやログファイルを上書きせずに、停止します。--force
により、apply-log
およびapply-incremental-backup
操作時に、InnoDB データおよびログファイルの上書きが可能になり、backup-to-image
またはbackup-dir-to-image
オプションの使用時にイメージファイルの置換が可能になります。ほかのすべての操作では、--force
オプションはエラーメッセージを伴って拒否されます。コマンド行形式 --trace=LEVEL
型 列挙 デフォルト 0
有効な値 0
1
2
3
mysqlbackup メッセージのトレースレベル。詳細度が増す順番での許容レベル:
0 - INFO (情報、警告、エラー)
1 - FINE (詳細オプションが有効)
2 - FINER (デバッグオプションが有効)
3 - FINEST (すべての低レベル出力を含む)