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MySQL Enterprise Backup ユーザーズガイド (バージョン 3.11)
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3.2.2 バックアップの検証

バックアップを検証するには、別のサーバーでバックアップデータをリストアし、新しいデータディレクトリで MySQL デーモン (mysqld) を実行します。続いて、SHOW ステートメントを実行し、データベースおよびテーブル構造を検証し、クエリーを実行して行数や最新の更新などを検証できます。

これは、バックアップデータをほかの用途で利用したい場合に使用するのと同じ、一般的な手法です。たとえば、マスターサーバーのバックアップを作成することでレプリケーションスレーブを設定したり、バックアップを新しい MySQL インスタンスに変換してレポートクエリーを実行したりすることが考えられます。

注記

必ず、datadir でバックアップディレクトリを指し示して mysqld を実行するのではなく、リストアされたデータに対して検証を行なってください。データを検証するために使用する SQL ステートメントは、ベースとなる論理シーケンス番号を変更します。これにより、以降の増分バックアップにバックアップディレクトリを使用できなくなります。

前の例のように backup-and-apply-log オプションを使用してバックアップを行なった場合、バックアップデータは完全に整合し、検証する準備ができています。backup オプションを使用して最初のステージだけを実行した場合、この検証を行う前に、apply-log オプションを使用して mysqlbackup を 2 度目に実行します。(通常、この 2 番目のフェーズは、ほかのサーバーでバックアップデータを転送したあとに実行して、元のデータベースサーバーでのロードを最低限に抑えます。)

別のサーバーでデータベースファイルをリストアする手順については、第4章「データベースのリカバリとリストアを参照してください。

リストアしたデータに対して mysqld デーモンを実行するには、有効な構成ファイルが必要です。これは、mysqld コマンドの --defaults-file オプションで指定します。元の my.cnf ファイルからのほとんどの設定は、mysqlbackup で必要なパラメータの小さなサブセットだけを含む、バックアップディレクトリ内の backup-my.cnf ファイルと組み合わせて再利用できます。これらの 2 つのファイルを新しいファイルに連結することによって、新しい構成ファイルを作成し、検証を行うサーバーでその構成ファイルを使用します。datadir パラメータが検証サーバー上の正しい場所を確実に指し示すように、結果として得られたファイルを編集します。検証サーバーで別の接続設定を使用する必要がある場合は、ポートやソケットなどの値を編集します。