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MySQL Enterprise Backup ユーザーズガイド (バージョン 3.11)
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3.1.1 データベース情報を収集する

特定のデータベースサーバーをはじめてバックアップする前に、次の表に説明するように情報を集め、いくつかのディレクトリ名を決定します。

表 3.1 データベースのバックアップに必要な情報

収集する情報

確認する場所

使用方法

MySQL 構成ファイルへのパス

デフォルトのシステムの場所、ハードコードされたアプリケーションのデフォルトの場所、または mysqld 起動スクリプトの --defaults-file オプションから。

これは、--defaults-file オプションを使用して、mysqlbackup コマンドにデータベース構成情報を伝達する推奨の方法です。接続およびデータレイアウト情報が構成ファイルから得られる場合、次に挙げるその他のほとんどの選択肢を省略できます。

MySQL ポート

MySQL 構成ファイルまたは mysqld 起動スクリプト。

バックアップ操作中にデータベースインスタンスに接続するために使用されます。mysqlbackup--port オプションを介して指定されます。MySQL 構成ファイルから得られる場合、--port は必要ありません。オフライン (コールド) バックアップを実行するときには必要ありません。このバックアップでは、OS レベルのファイルアクセス許可を使用して直接ファイルを操作します。

MySQL データディレクトリへのパス

MySQL 構成ファイルまたは mysqld 起動スクリプト。

バックアップ操作中にデータベースインスタンスからファイルを取得する場合や、リストア操作中にファイルをコピーしてデータベースインスタンスに戻す場合に使用されます。ホットバックアップとウォームバックアップの場合は、データベース接続から自動的に取得されます。コールドバックアップの場合は、MySQL 構成ファイルから取得されます。

権限を持つ MySQL ユーザーの ID とパスワード

自身のデータベースのインストール中にこれを記録するか、所有していないデータベースをバックアップしている場合は、DBA から取得します。オフライン (コールド) バックアップを実行するときには必要ありません。このバックアップでは、OS レベルのファイルアクセス許可を使用して直接ファイルを操作します。コールドバックアップの場合、管理ユーザーとしてログインします。

mysqlbackup--password オプションを介して指定されます。パスワード引数なしに --password オプションが指定されている場合、端末から要求されます。

バックアップデータを格納するパス

これを選択します。詳細は、セクション3.1.3「バックアップデータの場所を指定する」を参照してください。

mysqlbackup がデータを書き込んでも、古いバックアップを上書きしたり別のバックアップからのデータと混在したりしないようにするため、デフォルトでこのディレクトリは空である必要があります。同じメインディレクトリ下に複数セットのバックアップデータを格納する場合、--with-timestamp オプションを使用して、一意の名前でサブディレクトリを自動的に作成します。

バックアップファイルの所有者およびアクセス許可情報 (Linux、Unix、および OS X システムの場合)

MySQL データディレクトリ内。

別の OS ユーザー ID か、元のファイルに適用される別の umask 設定を使用してバックアップを行う場合、バックアップデータに対して chownchmod などのコマンドを実行する必要がある可能性があります。詳細は、セクションA.1「MySQL Enterprise Backup の制限」を参照してください。

InnoDB Redo ログファイルのサイズ

innodb_log_file_size 構成変数と innodb_log_files_in_group 構成変数の値から計算されます。--incremental-with-redo-log-only オプションについて説明した手法を使用します。

--incremental オプションではなく、--incremental-with-redo-log-only オプションを使用して増分バックアップを実行する場合にのみ必要です。InnoDB Redo ログのサイズと Redo データの生成速度によって、増分バックアップを実行する必要のある頻度が決まります。

Redo データが生成される速度

さまざまな時点の InnoDB 論理シーケンス番号の値から計算されます。--incremental-with-redo-log-only オプションについて説明した手法を使用します。

--incremental オプションではなく、--incremental-with-redo-log-only オプションを使用して増分バックアップを実行する場合にのみ必要です。InnoDB Redo ログのサイズと Redo データの生成速度によって、増分バックアップを実行する必要のある頻度が決まります。