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MySQL Enterprise Monitor は MySQL のエンタープライズ監視システムであり、使用している MySQL サーバーの監視、潜在的な問題点の通知、および問題解決のアドバイスやヘルプの提供を可能にします。MySQL Enterprise Monitor は、ビジネスに重要な単一のMySQLサーバーから、大規模でトラフィックの大きいWebサイトで使用されているMySQLサーバー群まで、あらゆる構成を監視することができます。
このセクションでは、MySQL Enterprise Monitorを構成する基本的なコンポーネントについて説明します。これらのコンポーネントは、データベーストネットワークトポロジに応じて様々な構成でインストールできるため、データベース・サーバー・マシンにかかる負荷を最小限に抑え、最高の監視の信頼性とレスポンスを得ることができる組み合わせを設定することができます。一般的なMySQL Enterprise Monitorインストレーション:
監視対象の 1 つ以上の MySQL サーバー. MySQL Enterprise Monitor は、コミュニティ・バージョンおよび商用バージョンのMySQLサーバーを監視できます。
監視対象 MySQL サーバーごとに 1 つの MySQL Enterprise Agent
エージェントから情報を照合し、収集したデータに対するユーザインタフェースを提供する 1 つの MySQL Enterprise Service Manager
次の図に、標準的な MySQL Enterprise Monitor インストールの構造を示します。
MySQL Enterprise Monitor は、1 つ以上の MySQL サーバーを監視するように設計されています。監視情報は、エージェント (MySQL Enterprise Agent) を使用して収集されます。このエージェントは監視対象の MySQL サーバーと通信し、MySQL サーバーの変数、ステータス、および健全性の情報を収集して MySQL Enterprise Service Manager に送信します。 複数の MySQL サーバーがある場合、それぞれの MySQL サーバーを監視する MySQL Enterprise Agent プロセスが複数存在することになります。 MySQL Enterprise Agent には、ほかにもいくつかの責任や機能があります (詳細はこの章で後述)。
エージェントが収集した、監視対象の各 MySQL サーバーに関する情報は、MySQL Enterprise Service Manager に送信されます。サーバーの役割は、エージェントからの情報すべてを照合することです。エージェントが送信した情報の照合プロセスの際、MySQL Enterprise Service Manager は収集されたデータに対していくつかのルールを実行して、サーバーのステータスを適正な値と比較します。特定のしきい値に達したとき、これらのルールによってアラームや通知などのイベントがトリガーされ、メモリー不足や CPU の高使用率のような潜在的な問題を強調させることができます。または、バッファーサイズの不足やステータス情報などのより複雑なルールを使用することもできます。各テストを、その閾値と合わせて、ルールと呼びます。
これらのルール、警報、および通知はそれぞれ MySQL Enterprise Advisorとして知られています。これらは、サーバーを監視する手段だけでなく、ユーザが認識できない問題への警告情報も提供しており、MySQL Enterprise Service Manager の重要な部分を構成しています。
MySQL Enterprise Service Manager へのインタフェースは Web サーバーによって提供され、どの Web ブラウザからでも表示および制御が可能です。インタフェースは MySQL Enterprise Dashboard と呼ばれています。MySQL Enterprise Dashboard はエージェントによって収集されたすべての情報へのアクセスを提供し、使用中のサーバーとその現在のステータスをまとめて、または個別に表示させることができます。ユーザは MySQL Enterprise Dashboard を使用して、サービスをすべての面において制御および設定できます。
MySQL Enterprise Agent プロセスによって提供される情報には、その他の統計情報やクエリ情報も含まれて、それらはグラフに表示することができます。たとえば、サーバー負荷、クエリ番号、インデックス使用情報などの数値ステータスは、時系列のグラフで表示できます。グラフを使用すると、サーバー上での問題や潜在的な問題を非常に早い時点で確認できるようになります。また、特定の期間のグラフ情報を見ることは、既知の問題と外部的要素 (外部システムやネットワーク障害など) を MySQL サーバーに関連付けるのに役立ちます。
加えて、サーバー上で実行されるクエリについての詳細情報 (行数や各クエリの実行時間など) を収集するように MySQL Enterprise Agent を設定することもできます。そうすると、詳細なクエリデータがグラフィカルな情報と相互に関連付けられ、特に高い負荷やインデックスの問題などが発生した時点でどのクエリが実行されていたかを特定することができるようになります。ステムによって提供できます。クエリデータは Query Analyzer と呼ばれるシステムによってサポートされ、データは、要件に応じて異なる方法で表示することができます。
